リリーステクニックが出している、隔月のPDF小冊子の中に、今回も良い記事がありましたので、翻訳して紹介します。


最近の電話によるリリースイベントで、ある女性が自分のエゴが目覚めて、それが多くのネガティブな感情をもたらしているという、重要な問題を相談してきました。彼女はサポートセンターに電話したけれど、もっとサポートが必要だと言っていました。

この女性は、リリースを選択することで問題を解決しようとする粘り強さを持っていました。このような状況は、リリースに取り組み始めたばかりの人でも、リリース熟練者でも、誰にでも起こることだと思います。このような状況に陥ったとき、私たちがこのシナリオを乗り越えるためにできることは、まず自分が恐れていることを知ることです。恐怖を歓迎してください。それは去ろうとして浮かび上がったのです。恐怖は私たちの友人ではないことを忘れないでください。恐怖はAGFLAP中の1感情です。

恐怖は極めてネガティブなものです。恐怖を感じているときは、1つ以上の「できない」プログラムが実行されている可能性があり、続いて「したくない」プログラムが実行されています。

リリースを実践すればするほど、今回の女性のような状況でも自分のエゴをうまく処理できるようになります。だからこそ、ラリー・クレーンは「リリースはスキルだ!」と言っているのです。自分のエゴが暴走し始めたら、勇気を持って自分に責任があると決意してください。「私がボスだ!私が責任者だ!」と言うだけで、自分自身への挑戦が始まり、ポジティブな方向に向かっていくのです。これ以上、良いことがあるでしょうか?

"リリースはスキルだ!"と勇気を出す

もし、恐怖心に支配されているなら、それはリリースされていないということです。恐れているときは、コントロールを求め、物事を変えようとします。湧き上がるネガティブな感情にどう対処したらいいのかわからず、自分自身を否定します。必死に安全を確保したいと思う一方で、分離したいとも思います。食べ物やお酒、昼寝、ショッピングモールに行く、電話で話す、パソコンで遊ぶなどして気を紛らわせ、出てきた問題に対処しないようにします。さらに、何をすべきか考えあぐねます。

どれもうまくいきません。抵抗しているということは、苦労しているということです。レスター・レビンソンは、「抵抗するものは、持続する」と言っていました。抵抗が、私たちを立ち往生させているのです。これ以上、良くなるのでしょうか?恐怖や自我が暴走する状況に直面した後、自分自身を怖がらせた後、自分をコントロールできるように次に何をすべきかをすぐに学びます。

CAPになる決断をした後、自分を否定することをやめ、自分に愛と承認を与えられるようになります。私たちは、恐れを否定することを手放せます。私たちは、自分のエゴを否定することを手放せます。その状況を否定することを手放せます。こうした経験を克服するため、適切な行動を取るには、ポジティブへ向かうことが必要です。ネガティブな方向に進めば、ネガティブな状態から抜け出せなくなります。

リリースは、拷問や痛みを伴うものではありません。体が痛いときは、すぐにそれに気づき、その痛みを否定するのはやめましょう。痛みに"YES"と言うことは、抵抗に向かうことです。(訳注:原文をそのまま訳しましたが、"YES"は"NO"の間違いだと思われます。)痛みがあってもいいと自分に許可を与えることは、受容から来ています。痛みを認め、それを許容することで、痛みは解消されていきます。これ以上、良くなるのでしょうか?なります!

それをどうこうしようとするのを手放し続けます。"Unstuck Roadmap"(訳注:これは問題解決をしようとしてスパイラルダウンを起こす様子の図のことで、実際のエキササイズはこちらの記事で幸せへの鍵として説明してあります。)エキササイズと"General Releasingシート"(訳注:毎日数回リリースすべき質問として、既に紹介しています。)がワークブックに載っていますが、他にも解放してコントロールするためのエクササイズがたくさんあります。

これ以上、良くなるのでしょうか?なります!

私たちの自我は、記憶と感情が積み重なったシステムです。これらの感情は、私たちが認識していなかった時に行った過去の判断に基づいています。(訳注:ラリー氏は認識が開放を引き起こすと強調していました。)これらの過去の判断には、様々な層のAGFLAP、承認欲求、制御欲求、安全欲求などが含まれます。より深い層では、分離欲求と抵抗が含まれます。私たちが取り掛かったり、最近見聞きした恐怖の引き金となったりした物事に基づき、私達のエゴの層が明らかになります。

多くの場合、私たちは安全でありたいがために、恐怖で自分を守っていることに気づきます。安全でないことを心に抱くことは、私たちが求めているのとは正反対です。だから、安全でありたいという気持ちを捨てなければならないのです。

もう一度尋ねますが、これ以上、良くなるのでしょうか?なります!自分の感情の層や構成要素を論理的に理解すれば、脅威を取り除き、こうした状況を過去の決意としてとして目撃できるようになります。プログラムが実行されていることがわかれば、こうしたネガティブな感情の大部分から解放されます。

開放のスキルが向上すると、エゴが暴走しているときは、ネガティブなエネルギーを直撃したことを示しているのに気づきます。このエネルギーは、私たちが制限を解放するために出てきているのです。承認欲求、コントロール欲求、安全欲求の気持ちを解放するたびに、それぞれの分野で1オンス分のネガティブな気持ちを手放していることになります。

解放することで、私たちは客観的になることを学びます。ポジティブになるということは、自分のエゴが暴走しているときにどうすればいいのかを知り、自分をコントロールできるようになるということです。

レスターは、「解放」と「自分への愛と承認」に同じだけの時間を費やすことを提案していました。自分に愛と承認を与えることを避けると、間違いなく、エゴが目覚めてネガティブが湧き出だしたときに、膨大な量のネガティブに直面することになります。レスターは、愛のない感情をすべて取り除いていました。彼は私たちが同様にできる方法を順を追って教えてくれました。彼は「これ以上、よくなるだろうか?」と尋ねました。どんなネガティブな状況でも立ち止まり、この質問を自分に投げかければ、ポジティブな方向に向かうことができます。

だから、「これ以上、よくなるのかな?」と自分に問いかけてください。もちろん、ポジティブであることに限界はないので、人生のあらゆる分野で物事は良くなる可能性があります。私たちの財務状況は良くなるでしょうか?なります!人間関係は良くなるだろうか?なります!健康状態は良くなるでしょうか?なります! 解放のスキルが上がるかな?なります!

レスターが前向きでいることへの挑戦に何の抵抗も持っていなかったのは、容易に想像できるでしょう。彼は、自分が本当に望んでいることを心に留めていました。「自分が手に入れることのできるすべての良きものを手に入れるまでやめない!」と言っていました。ですから、もう一度尋ねます。「これ以上、良くなるかな?」あります!

私たちはいつでもレスターに指導を仰ぐことができます。私たちは、自分がエゴではないことを知っているので、どんなことが起きても対処できると信じられます。自分自身に問いかけてみてください。「過去というものは存在するのか?未来というものはあるのだろうか?」

愛がすべての問題の答えであることを忘れないでください。