前にリリーステクニックの上級コースで、日に20回以上行うように指示されている質問を紹介しました。今回、翻訳し直したため、もう一度紹介します。

要は、こまめに「現時点」で感じている制限を開放し、常時クリアな状態でいるための質問です。チェックリストのように使用します。見つかったら、すぐに開放します。

以前の記事である、「常に開放する質問」のページで、多少実行方法を解説しています。そちらも参考にしてください。

今回の新翻訳は、自然な日本語になるように頭をひねりました。

開放するのにちょっと便利になるよう工夫しています。質問を開放し終えたら、チェックしましょう。答えがなければ、飛ばしましょう。

質問の答えがありそうなのに、思い浮かばないときは、数回質問をクリック・タッチしてください。ちょっとしたヒントがいくつか表示されます。

このページをブックマークしたり、タブ止めして、毎日何度も時間を見つけて開放しましょう。かなり強力な開放ツールですよ。


たった今、何/誰を怖がっている?
  • この場合の不安や恐れは、一般的な意味です。シンプルに、今、この時点で恐れているものが存在していないかチェックしましょう。
  • 体のどこで、その不安を感じていますか?その感覚は、どこからやってきたものでしょうか?
  • 頭の中で物語が始まり、悪い方へ話が進んでいませんか?それこそ、不安です。
  • あくまでも、「現時点」の不安を探します。過去へ遡る必要はありません。なければ、次の質問へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
たった今、何/誰をコントロールしたい?
  • 言い換えれば、たった今、思い通りにしたいのは何・誰でしょう?
  • 何かを始めたい?止めたい?変えたい?変化を望んでいるなら、それはコントロール欲求です。
  • うまくやりたい。解決したい。目標を叶えたい。変化を望んでいるなら、それはコントロールの欲求です。
  • あくまでも、「現時点」のコントロール欲求を探します。過去へ遡る必要はありません。なければ、次の質問へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
たった今、誰の承認がほしい?
  • では、誰から愛されたいですか?好きになってもらいたい相手はいませんか?愛を求めることは、承認の一種です。
  • 開放してもスッキリしなければ、自分で自分を認めましょう。無条件にです。「〜だから、自分を認める」と条件を付けてしまえば、それは制限です。「私はできる。私には価値がある。」少しでも良いので、自分を承認しましょう。
  • あくまでも、「現時点」の自分以外の人へ求めている欲求を探します。過去へ遡る必要はありません。なければ、次の質問へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
たった今、安全ではない?
  • では、たった今、安心できないのでしょうか?
  • たった今、生存が脅かされているように感じていますか?
  • たった今、避けようとしているリスクはありますか?
  • たった今、より良く生存したい領域はありますか?
  • あくまでも、「現時点」の安全・安心・生存欲求を探します。過去へ遡る必要はありません。なければ、次の質問へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
たった今、誰/何から離れていたい?
  • 特定の個人やグループから、離れたい、別れたいという気持ちを持っていませんか?分離の欲求は、「自分は〜だ」というエゴの認識を強くしてしまいます。
  • あくまでも、「現時点」の分離欲求を探します。過去へ遡る必要はありません。なければ、次の質問へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
たった今、起きたら最悪なことは?
  • 自分の無意識に隠れている制限を引っ張り出す質問です。常識的な答えとは限りません。時にとてつもなく奇妙だったり、大きな天変地異だったりするかもしれません。出てきたネガティブを欲求や抵抗として処理しましょう。
  • 現時点で思い当たらなければ、次へ進みましょう。心の奥底を深く探るのが目的ではありません。あくまでも「現時点」で認識できる制限を処理するための質問です。
たった今、誰/何に対して抵抗している?
  • やろうとしているのに頓挫している計画はありませんか?手を付けられないことは?そこには抵抗が存在しています。
  • 実行中の計画で進みが悪いところはありませんか?誰・何が抵抗しているのでしょう?それを引き起こした「自分」の抵抗や欲求は何でしょうか?
  • 時に私達は、良い結果や成功、計画が順調に進むことに対して抵抗することもあります。成功したり、順調に行ったりすることで起きる、最悪な出来事はありませか?
  • あくまでも、「現時点」の抵抗を探します。過去へ遡る必要はありません。なければ、次の質問へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
自分自身を守ろうとして、恐れから遠ざかる習慣を手放さないか?
  • 不安・恐れを抱くと、それを使い自分を守ろうとします。守りは「したくない」、「できない」を抱えていることです。守ろうとすれば、低いエネルギー状態のままになってしまいます。
  • 習慣を開放します。もし、不安や恐れが見つかれば、それももちろん開放しましょう。
  • 現時点で、こうした習慣や出来事がなければ、次へ進みましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。
ばかにされたくなくて、本当の自分の思いを隠す習慣を手放さないか?

  • 我々の思考は、賢すぎるため、実現の方法や、その確率、相手の状況、その他いろいろな状況を計算し、実現できないことを証明しようとします。そんな思考のネガティブな面を見つけ出そうとする習性を手放し、本当の自分が持っている物事を思いのままに実現させる能力に任せてしまいましょうというお誘いの質問です。
  • 誰かに自分の希望や夢や思いを話す時、相手の答えを待たずに自分の思考が「どうせだめだ」とか結論を出す習性を手放しましょう。「ばかにされたくない」、「利口に見せたい」という欲求です。
  • 現時点で、こうした習慣や出来事がなければ、終わりにしましょう。ただし、「今」感じているものが、過去に起因してるのであれば、それを見つけ、素直に認め、開放しましょう。