これは、リリース中級以上の方を対象としたプロセスです。まずこちらをご覧ください。
「全てを自分自身の手で正す義務感を感じている」
あなたがこう自覚しているのなら、良い精神状態から下りつつあるかも知れません。
健全な状態のあなたは、怒りを持ち批判的な部分を解き放ち、自由で喜びにあふれていました。
その良い状態から下るごとに、あなたは自分の責任感を強く感じるようになります。「自分がやらなきゃ、他の人達はやらないだろう!」その悪い状況を収束するのは自分の力にかかっていると思い始めます。そのうちに、他の人がやっても、自分ほどうまくは問題を解決できないだろうと考えさえし始めます。
周りの環境を良くしなくてはならないと強く考えだし、悪い状況に注目しだします。自分の肩に世界の重さがかかるにつれ、だんだん恍惚となっていきます。
以下の質問を試してみてください。
それぞれの、質問をそれ以上答えが見つからなくなるまで、繰り返してください
- 間違ってはいけないという考えを手放せますか?
- 自分が間違う恐れを手放せますか?
- 自分がバランスを欠くことへの恐れを手放せますか?
- 自分が欠点を持つ恐れを手放せますか?
- 自分が不道徳である恐れを手放せますか?
- 世界を正したい欲求を手放せますか?
- 自分は正しくありたいという欲求を手放せますか?
- 自分は高潔でありたいという欲求を手放せますか?
- 他の人を正したいという欲求を手放せますか?
- 自分の基準を押し付けたい欲求を手放せますか?
- 自分は客観的に判断できるという思いを手放せますか?
- 自分の嫌いなところを変えたい欲求を手放せますか?
- 自分には休息やリフレッシュが必要ないという思いを手放せますか?
リリースの方法は、ヘイル氏のトリプルウェルカム、「できますか?」、「したいですか?」、「いつ?」の基本的な質問、それに欲求の開放を加えたもの、ラリー氏のチューブを差し込む方法など、自分で普段使っているものをご利用ください。
全くあてはまらないもの、答えが見つからないものは飛ばしてください。ただし、エゴにより妨害されているかも知れません。もしも、質問を意図的に無視したり、意識を逸らしたり、役に立たないと評価したり、抵抗を感じるのなら、それを乗り越え、追求してみるのもいいかも知れません。
変容の言葉(ドン・リチャード・リソ著、「自分を変える本」、普通の状態の7項目より作成)
- 自分や他人を完璧さに向けて駆り立てることを手放せますか?
- 自分の感情的苦痛と肉体的苦痛を無視することを手放せますか?
- 怒りと、じれったさと、すぐにいらいらを感じることを手放せますか?
- 自分の肉体と感情を恐れ、それを自分のもとの認めない態度を手放せますか?
- 自分の人生が秩序と効率への欲求に操られるままになっていることを手放せますか?
- 無意識のうちに物事の間違った面に意識の焦点を合わせることを手放せますか?
- 万事決定するするのは自分の責任だと感じることを手放せますか?
- 自分の中の計画性を少しだけ自分に対して認めてあげましょう。自分の計画性を認める時に感じる抵抗をすべて開放しましょう。
計画性はあなたに足りない資質です。自分の中にある計画性を容易に認められるようになるまで、数回繰り返しましょう。
変容の言葉(ドン・リチャード・リソ著、「自分を変える本」、良い状態の9項目より選抜し作成)
- 精一杯やったことは、それだけで十分良いことであると、受け入れましょう。
- 優しさと敬意を持って、人と接していける可能性を受け入れましょう。
- 人生は善きものであり、奇跡とも思える形で開ける可能性を受け入れましょう。
- 責任を負っているストレスを迎い入れましょう。
- 他の人に手伝ってもらえる可能性を少しだけでも迎い入れましょう。
他の人から手助けを得ても構わないのです。たとえ他の人があなたほど責任を負わないにしろ、協調して作業することは、精神的な向上につながります。ストレスが軽く感じるようになるまで、ペアで繰り返し行います。
- 体の中で力が入りすぎていたり、緊張している部分がないか探し出します。
- その状態を作り出している、感覚・考え・欲求・抵抗などを見つけ、手放します。
可能ならば、立ったり、座ったり、寝たりと色々姿勢を変えて行いましょう。緊張や力が入りすぎている感じがなくなるまで行います。
- 怒りを基にした緊張を認められますか?
- それを手放せますか?
怒りをもとにした緊張はあなたが精神的な向上をするために、認識しなくてはならないものです。怒りをもとにした緊張が見つからなくなるまで繰り返しましょう。
- 価値を判断し、自分や他の人をダメだと非難した時を思い出せますか?
- それを手放せますか?
この批判精神は、どんなタイプの性格であろうとも、引っかかっている問題です。特にあなたはこれにはまっています。これを十分に意識することで、精神的な向上における、ロケットスタートをきることができます。見つからなくなるまで繰り返しましょう。