これは、リリース中級以上の方を対象としたプロセスです。まずこちらをご覧ください。

「どこかよその場所で、もっと良いものが手に入る思っている」

あなたがこう自覚しているのなら、良い精神状態から下りつつあるかも知れません。

健全な状態のあなたは、貪欲さや散漫な傾向を解き放ち、集中し、深みを持っていました。

しかし状態が落ちてくると、「隣の芝は青く」見え始めます。今やっていること、経験していることが何であれ、満足しません。そのため、もし何かが起きればこの問題は解決すると、将来に期待し始めます。下がるにつれ現在から、次の瞬間の可能性に気をそらしていきます。

注意が定まらないことで、重大な結果を引き起こします。思考は期待だけになり、経験を深く味わい、満足することはできなくなります。

以下の質問を試してみてください。


それぞれの、質問をそれ以上答えが見つからなくなるまで、繰り返してください。

  • どんな事でも誰かに頼るのは良くないという考えを手放せますか?
  • 苦痛から逃れられない恐れを手放せますか?
  • 必要なモノが手に入らない不安を手放せますか?
  • 他のもっと価値のある体験を見逃す不安を手放せますか?
  • 自分から奪われることへの恐れを手放せますか?
  • 楽しい人と思われたい欲求を手放せますか?
  • 満足するには、物や体験が必要だという欲求を手放せますか?
  • 満足したい欲求を手放せますか?
  • 明るく楽しい世界を作りたい欲求を手放せますか?
  • 他の人の気分を紛らわしたい欲求を手放せますか?

リリースの方法は、ヘイル氏のトリプルウェルカム、「できますか?」、「したいですか?」、「いつ?」の基本的な質問、それに欲求の開放を加えたもの、ラリー氏のチューブを差し込む方法など、自分で普段使っているものをご利用ください。

全くあてはまらないもの、答えが見つからないものは飛ばしてください。ただし、エゴにより妨害されているかも知れません。もしも、質問を意図的に無 視したり、意識を逸らしたり、役に立たないと評価したり、抵抗を感じるのなら、それを乗り越え、追求してみるのもいいかも知れません。


変容の言葉(ドン・リチャード・リソ著、「自分を変える本」、普通の状態の7項目より作成)

  • 満ち足りることはないと感じることを手放せますか?
  • もっと多くが必要だという常日頃の思いを手放せますか?
  • 一瞬一瞬が刺激に満ちたげきてきなものであってほしいという思いを手放せますか?
  • 気晴らしや、絶え間ない活動によって、自分自身から逃避することを手放せますか?
  • 自制心の欠如によって、成長の機会を台無しにすることを手放せますか?
  • 自分に可能な以上に、活動範囲を広げることを手放せますか?
  • 外界の物事が幸せをもたらしてくれると信じる事を手放せますか?

  • 自分の中の、責任感を少しだけ自分に対して認めてあげましょう。自分の責任感を認める時に感じる、抵抗をすべて開放しましょう。

責任感はあなたに足りない資質です。自分の中にある責任感を容易に認められるようになるまで、数回繰り返しましょう。

ここで言う責任感は一般的な意味合いです。レスター博士の言っている責任とは異なります。


変容の言葉(ドン・リチャード・リソ著、「自分を変える本」、良い状態の9項目より選抜し作成)

  • 何であれ、必要なものは十分にあることを受け入れましょう。
  • 当たり前の物事に、満足できる可能性を受け入れましょう。
  • 自分には精神的な次元が存在していることを受け入れましょう。

  • 退屈する恐れを手放せますか?
  • 自分は何を避けているのかを見つけ出し、手放しましょう。

見つからなくなるまで、ペアで繰り返しましょう。


  • 急いで行いたい思いを迎い入れましょう。
  • ペースを落としてもいいんだと、ほんの少しでも、受け入れましょう。

あなたは退屈から逃げるために、急いでたくさんのことを経験しようとし、結果、それは表面的なものにとどまっています。自分の経験を深くし、楽しむためにはじっくりと落ち着いて経験することが必要です。経験するには時間をかけても良いと思えるまで、繰り返しましょう。


  • この部屋の中で抵抗を感じるものを見つけてください。
  • その抵抗を手放せますか?

抵抗するものがなくなるまで、繰り返します。


  • たった今、何を考えていますか?
  • ではそれを手放せますか?

考えがなくなり、心が静かになるまで繰り返します。


  • 自分の個人的な苦痛と心配を認められますか?
  • それを手放せますか?

個人的な苦痛と心配はあなたが精神的な向上をするために、認識しなくてはならないものです。もうそれ以上、個人的な苦痛と心配が見つからなくなるまで繰り返しましょう。


  • 次に自分は何をやるか、先を見越している時を思い出せますか?
  • それを手放せますか?

恐れから逃げるため次々と何かを行うことは、どんなタイプの性格であろうとも、引っかかっている問題です。特にあなたはこれにはまっています。これを十分に意識することで、精神的な向上における、ロケットスタートを切ることができます。見つからなくなるまで繰り返しましょう。