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続・目標声明文作成のヒント

公開日:2011-05-28 11:05:22 修正日:2019-07-17 13:12:54

目標声明文について、もう少し考察してみました。

皆さん、次の文を比較してください。

A:ご飯食べる?
B:ご飯食べてる?

質問:宿題は?
A:する。
B:してる。

C:おなかすいた?
D:おなかすいてる?

電話で尋ねられます。「ご飯食べる?」

皆さんは,相手の人が何を聞いていると考えますか?きっと、「一緒にこれからご飯食べようと誘っているのだな。」と思うでしょう?

同じく電話で尋ねられます:「ご飯食べてる?」 すると皆さんも「今現在、ご飯を食べている最中なのか、電話で話すのに良いタイミングかどうか,確認しているのだろう。」と考えるでしょう。

学生さんは親からこう言われませんか?「宿題は?」

まだやっていない。これからしようと思っていたのに、言うんだものなあ…とやる気が出ないのを親のせいにして,こう言います。「する。」

もしくは、見ればわかるだろうと、ちゃぶ台をひっくり返したい気持ちを抑えて,こう言います。「してる。」

何が言いたいのかおわかりですか?学校で英語の時間、和訳をしなさいと言われると、現在形は「する」で、現在進行形は「してる」と、機械的に訳すように言われてきがちです。そう訳さないとテストで減点されてしまいますからね。

けど、日本語には英語のような時制がないんですよね。言い方を変えると、言葉で時間を表すのは英語とはずれがあります。

Aは英文法的には現在形のような文章ですが、その行為は今時点より先の話、つまり未来です。

Bは英文法的には進行形のような形です。日本語でも進行している感じで捉えることもあれば、今時点だけを話題にしていることもあります。

Cは英語的には過去形なんでしょうけど、日本語的にとらえたら、今現在のことを聞いています。一方、Dは現在進行形なんだろうけど、日本人なら進行もくそもなく、今、この時点のことを尋ねられていると考えるでしょう。

ま あ、直訳でなく,自然な日本語になるように意訳しなさいと言われると、英語と日本語の時制は一致するとはかぎりません。元々、日本語に時制の変化はなく、 やれ終止形とか、未然形とかの変化でしたよね。言葉も違うし、それによって表現される時間のとらえ方も違っているのです。

まあ、英語でも現在形で未来を表すこともあるとか、英語の細かい話でないですよ。そこを突っ込まれると、私の英語力では答えようがありません。

何が問題になるかと言えば、例えば、目標声明文の一例としてセドナ本の日本語版にのっているもので、「私は、解放を自然に容易に行います。」とあります。原 文は、"I allow myself to release naturally and with ease"です。ですから、翻訳として間違えていません。

まず、この文章を読んで、たった今の状態について記述した文章だと捉えられるか感じてください。もし、たった今のことについて語っていると感じられる方は、「~します」の表現でも差し支えがないでしょう。

も し、私と同じく、この表現はたった今の状態と言うよりは、これから先について述べている感じがすると思う人は、自分で声明文を作るときに表現を変えなけれ ばなりません。声明文作成時に注意するべきポイントの一つに、現在形で書くという点がありました。将来ではなく、今現在、それを達成しているかのように表 現しなくてはなりません。

ですから、その文章を読んだときに,「たった今の状態が~なんだ」と自覚できる表現にしましょう。

私の場合は、前記の一文は、「私は,解放を自然に容易に行っている。」とすることで、「ああ、今なんだな」と感じられます。

も しかしたら、この表現に違和感を感じている方もいらっしゃるでしょう。日本語で書かれている文章でも、「している」表現を「ああ、進行形か」と英語脳で理 解しているのかもしれません。私も、このサイトなどで翻訳しているうちに、日本語を読んでいるのに、こんな変な解釈をする癖が脳みそにつきかけています。 でも、学校で英語を勉強する前は、進行形の概念もなかったわけです。それで、生活していく上で何の支障も無かったのですから、わざわざ英語の進行形を意識 する必要は無いんですよね。

それと、自己啓発書の影響を受けている人もいるかもしれません。目標達成の文章を作ることを薦めている本は多いのです。その中には、どう表現すると良いのか記述が異なっていることも多いのです。

日本では啓発書のほとんどが英語の書物の翻訳物でした。古典的なところでは「信念の魔術」とか、マーフィー博士とか、ありました。特に、マーフィー博士の潜在意識を活用する書物では、この手の文章は進行形で書きなさいと書かれていました。

そ の後、成功本の中には、進行形を否定するものも翻訳されてきました。もし、この「進行形は声明文には使ってはならない」という制限を持っていると、「して いる」表現に抵抗を持ってしまうかもしれませんね。けれど、日本語で文章を作るのなら、英語の進行形は忘れて良いと思います。進行形を日本語で表現するな ら、「し続けている」で、続けるという言葉の力を借りて表現すべきでしょうね。けれど、続いている状況は理解できますが、日本語になれた脳みそは進行形を 英語の進行形の時制そのままで理解しろというのは無理です。

ですから、自分に抵抗がなければ、「している」表現を取り入れることで、より現在の状況としてぴったりくるなら、「~している」を上手く取り入れるのは良い方法であると気がつきました。

良くあるスローガンですが、「今日一日、無事故でがんばろう!」 工事現場や工場などで利用されます。これは勿論、たった今のことではなく、これから始まる一日の作業についての記述です。「よし、がんばるぞ。」=「今はどうであれ、次の瞬間からがんばろう。」ですね。

偉い人がみんなが働いている場所に行き、ある作業員さんに話しかけます。「おお、がんばっているねえ」=「今現在、がんばって働いているね」ですよね。

次に,前回の投稿でも考えてみたallowの訳を日本語でどうしたらよいか、もっと良い表現がないか考えてみました。

結局は、各自のとらえ方の問題です。シンプルで短い表現を好まれる人は、日本語としては不自然で長すぎるので、省略してしまうのが、自分には適していると思えば、省略しましょう。

"I allow myself to ~"ですので、allowの許可を与えるニュアンスを生かしたい方は,日本語の文章の最後を「~する許可を自分(自身)に与えている。」とか表現することもできますね。

許可を与える感じをメインにするなら、自分自身の部分を省略して、「私は~しても良い。」と訳すことができます。

私はもうちょっとしっくり感じられるものがないだろうか、allowもmyselfも生かし、ちょっと長くて非日常な言い方でも良いから、文章の流れとしては自然で、口にしたときに良いリズムな表現はないかなと悩みました。大きな英和辞典を調べ、他の似たような言葉との違いについて書かれている箇所を読むと、allowは相手に対して全権委任てきな意味合いをもつ言葉だそうです。

全権委任…全部任せる…自分自身に全部任せる、だとちょっと長いな…自分自身に任せる、良い感じだね。…自分自身に任せている、うん、いいな…これでいこう!

バリエーションとしては、「~自分に任せている」,「~自分自身に任せているんだ」なども良い感じです。

勿論、この表現を受け入れるには、本来の自分はこの世の全てであり、完全で、平和で、制限がなく、その自分自身が思いついたちょっとした考えは、心にそのまま預けられると、現実の製造装置である心は、このちょっとした考えであるゴールを自然と実現するという、考え方をあらかじめ取り入れていることが前提です。

このレスター博士の考え、レスター博士以外でも同様な考えをしている人々はたくさんいると思いますが、この考えを取り入れていらっしゃる方なら、的確な表現だと思えるのではないでしょうか。まあ、取り入れていない人には,とんちんかんな言い回しだと思います。

それで、最初に例として出した、"I allow myself to release naturally and with ease"を,私にぴったりに合うように訳してみるとこうなります。

I allow myself toの部分は、私は~を自分自身に任せている。

releaseは、解放する。

naturallyは、自然と,自然に。

and with easeは、楽々ととか、容易にもいいのですが、リリースについての声明文なので、安らぎを持ちと訳します。

全体をつなげると、「わたしは、安らぎを持ち、自然に解放することを、自分自身に任せています。」

後は実際に声に出し、言いやすいように調整します。

「私は、安らぎを持って、自然に解放するのを、自分自身に任せています。」

いかがでしょうか?