欲求は承認・コントロール・安全に分離・同一が取り扱われます。そのうち、承認・コントロール・安全の欲求の3つが、主に扱われます。

ラリー氏の著書の中の一節でこれらがどのように感覚を作り上げていくかの説明があります。要約しますと、「人生である出来事が起きる。それで安全が脅かされ、その欠如が発生し、欲求するようになる。この時に誰か何かが、不安になるようなことを言ったり、行ったりすると、それをコントロールしたくなる。これがうまくいかないと、承認されること、愛されることを求めるようになる。」

ラリー氏も、ヘイル氏も、博士も,質問の順番はこれらの課程の逆ですね。承認・コントロール・安全の順序です。なぜ逆かは書かれていません。

私は、質問の順番通りに承認・コントロール・安全の順番で尋ねます。最近は、承認の欲求が見つかれば、その元になったコントロールの欲求を確認します。コントロールの欲求が見つかれば、その元になった安全・生存の欲求が無いか確認します。たいていは見つかります。

欲求を手放すほど解放の速度は上がります。折角一つ見つかったら、関係あるものはついでに取り除いています。欲求を手放す段階に来ている方にはおすすめします。