セドナメソッドを初め、リリース系のテクニックは、ある主題に対して行うことができます。

ですが、取り扱っている主題以外の感覚がどんどんと浮き上がってきてしまって、困ったことはありませんか?

そんなときの対処法のヒントです。勿論、私の場合です。あまり考えずに試してみると、自分でも発見できることでしょう。本当に正しい答えは、自分自身がすでにわかっているのですからね。

1.そのまま感じきる

出てくる物事を、どうにか使用とすることは、コントロールしようとすること。つまり、コントロールの欠如を感じてしまいます。コントロールしようとして、できないのなら、そのまま出てきた物を感じきりましょう。やがて、収まっていくでしょう。

2.今はこのままで良いやと、自分に許可を与える

主題以外の物が出てきたときに、「これ(主題以外)は後で機会があったらリリースするので、今はこのままでいいや」と自分に対して持ち続ける許可を与えます。きまじめな人ですと、出てきた物は全部消さないと気が済まないと、何もかもに取りかかろうとして、ごちゃごちゃになってしまいがちです。とりあえず、主題に取りかかって、終わらせてしまいましょう。その後で、まだ残っているなら、ゆっくりとリリースすれば良いのです。

3.3つの欲求はその都度、処理する

とはいえ、承認・コントロール・安全の欲求はその都度、リリースしてしまいましょう。主題と関係ないように思えても、実は関係あるかもしれませんし、欲求をリリースすると手放しのスピードが上がりますからね。

レスター博士によると、思考には意志がないそうです。とはいえ、ある主題に対して手放すことに抵抗があると(その抵抗は実は自分が持っている物ですが、気がつかないことも多いのです)、主題以外の感覚をどんどんと表に出すことで、邪魔をしてくるように思えます。結局は、自分でその状況を作っているので、自作自演なのです。その自分の抵抗策に乗っちゃうと、主題のクリアがどんどん遅らされてしまいます。

抵抗している分だけ、その主題に関する思考・エネルギーを手放せば、その分大きな解放が味わえるはずです。