解放を行い気づいたことを書き留めることが、セドナ本の最初に推奨されています。

ラリー氏のセミナーに出られた日本人の方が、書かれていますが、ラリー氏も勧めているようです。

書き留めることの利点は、能力の向上、自分の制限のパターン、自分をよりよく変える方法などが日本語版にも訳されていますね。日本語版の最後は、「そうした発見が起きるたびに~」となっておりますが、原書では、「どんな発見であっても起きたものを書き留めることをおすすめします」となっています。どんな気づきでも書き留めましょう。

書き留める理由も説明されています。「さらなる自己開発を加速する」と訳されている部分です。

私の個人的な経験ではありますが、もう一つ別の側面もあります。それは、書き留めたものを読むことで、それを書いた時の状態へ戻りやすくなることです。

我々の日々の生活はたいへんで、メソッドでリリースするより、感情を乱すことの方が多く発生するように思われます。そのため、せっかく解放したのに、朝が来て働き出したり、学校へ行くとすぐに元に戻ってしまう人もいるでしょう。

その日に起きたことを解消するだけで手一杯だという意見もネット上にはありますね。そんなとき、書き留めておいた気づきを読むことで、そのリリースされた状態へ素早く戻れます。その日のリリースのスタート時点を、前日のリリース後の状態へ戻すことが容易になります。

ある程度リリースが進んでしまえば、根本的な原因が解決されていき、すぐに多少のことでは前ほど感情のレベルを落とさなくてすむようになりますが、最初のうちは、一歩進んで、一歩下がることを繰り返してしまいがちです。

こんな状態の初心者の方には、特におすすめですよ。読み返し、思い出すだけで、リリースした直後の状態の気分を思い出し、今までのリリースを確信することで、前進するのが簡単に思えるようになれます。