当サイトは、基本原書の第2版を元にして作成しています。

日本語版は第1版を元にしていると考えています。第2版とは使用している言い回しが微妙に異なっているためです。

例えば、日本語版では「~を認めることができますか?」という言い回しが、第2版より多めに出てきます。

この質問、認めることができるかはなんだか堅い言い回しなので、使う方は少ないでしょう。

認めると言うことは、それが存在することを自覚すると言うことです。ですから、ウェルカムを訳した「歓迎できますか」と同じ働きをします。その対象に注意を向け、意識することができます。

第2版では、この言い回しが削られていると考えられる箇所がいくつがあるのですが、柔軟に工夫して使用することはできますね。例えば、何かの感覚を十分に歓迎できないときや感じられないときに、「これをもっと認めてみよう」と表現して、注意を向けてみます。言語能力が高い方にはこの方法も便利に使えますね。