書き留めることはリリースに役立ちます。深い手放しを目指すなら、活用しましょう。

主に2つの使い方があります。取組中のメモとリリースから得られた結果を書き留めておくことです。

取組中のメモは、ヘイルさんのセドナ本でも説明されているとおりに、単に取り組んでいく過程を紙に書きながら手放しを行うことです。

深いリリースになると、無意識のエゴの妨害も強く巧妙になります。つまり、眠気や気もそぞろになることで邪魔したり、注意を散漫にしてきます。取り組んでいること以外の重要ではない答えを次々と出してきたりします。

そうしたものを書かずに記憶だけで対処しようとするのは難しいでしょう。リリースをコントロールするのではなく、無意識のエゴにコントロールされます。

そして、書き留めること自体に深く自分に見させる効果があります。例えば、私の例ですが、「気負って有能さを外へ示す必要はない」と書き出し、これが感覚で生存欲求から来たものであると分かり、それも書き留めました。すると、この表現がぴったりだったのでしょう。それまで隠れていた、これにより刺激された欲求全体が強い肉体感覚として出てきました。

自分の中にあるものをピッタリする表現で名付けることも、開放の手法の一つです。自分で出した答えが、更に深いリリースを手伝ってくれます。

もう一つ、リリースから得られた結果、能力の向上、気分の向上、幸福感、開放感、実現化なども書き留めましょう。エゴは狡猾です。開放が進むと「リリースなんか役に立たない」という無意識の抵抗が出てきます。これにより、「自分を痛めつけ」、「自分の価値を下げ」、手放しを止めさせてきます。

ですから、自分がリリースでやり遂げたことはしっかりと書き留めておきましょう。それが自分のためになります。

書き留めるのが面倒ですか?それが「エゴの抵抗である」と考えたことはありますか?