今回は、ラリー・クレーン氏の著作、"Love Yourself"の14章の一部を翻訳して紹介します。

この章は、自分を愛する実践法が書かれている章です。途中から大部分を占めるのは、クレーン氏が特定の障害を取り去るために、その対象へ"yes"と何度も繰り返して言わせる誘導です。

重要なことは、日本語の「はい」とは異なり、英語の"Yes"は絶対肯定を指します。日本語の「はい」は相手の言うことに同意することですが、英語の"Yes"は肯定です。本文では日本語に訳していますが、日本語で「はい」というときは、肯定する気持ちをもって、「はい」と言ってください。

書籍中、基本はほとんど同じ内容が繰り返されます。飽きた頃に、なぜ繰り返すのかの説明があり、レスター博士が「効果が出るものがあったら、ただ繰り返せ」と教えていたことが書いてあります。

最初に、解放する対象を選んでください。文章がそれに合わせて、変わります。

文章を共通化するため、ほぼ原文通りですが、全部ではありません。ポイントを抑えて訳しています。


何を開放しますか?

フラストレーション 心配 罪悪感 悲しみ ストレス 混乱 恐れ 怒り 痛み

日本語にしますか?英語にしますか?

はい/いいえ Yes/No

(解放するもの)

(抱えている状況)

素早く簡単に、(解放するもの)が起きたときに、消し去ることができるシンプルな実践を知りたいと思いませんか?

いいでしょう、では(解放するもの)を抱えている何かを考えてください。

では、1から10のスケールを想像してください。(スケールの説明)その(解放するもの)は、たった今、スケール上のどの位置でしょうか?

あなたが今までと違った結果を望んでいるなら、その(解放するもの)を取り除くことが可能な方法をお教えできます。違った結果を望んでいますか?

私はあなたが今までと違う結果を出すことを選択したと仮定しますが、そうですよね?

良いですね。賢い選択です。

その(解放するもの)に、「いいえ」と言い続けてきたのがわかりますか?その(解放するもの)が嫌いなんですよね?「いいえ」と言い続けてきました。そうですよね?けど、「いいえ」とあなたが言うとき、実際にあなたがやっているのは、それを収集しているんです。

今度は、取り除けるようにするために、その(解放するもの)に「はい」と言ってもらえますか?…もう一度?…さらにもう一度?…もう一回「はい」と言ってもらえますか?…「はい」ともう一度?…さらにもう一回、「はい」とその(解放するもの)に言ってもらえますか?…もう一度?…さらにもう一度?

では、チェックしてみましょう。その(解放するもの)はたった今、1から10のスケール上のどこにありますか?

「はい」と言うことが、実際に(解放するもの)の量を減らしていることに注目してください。

スケール上で、その(解放するもの)が低くなっているということは、あなたは正しい方向へ向かっているということです。その(解放するもの)に「はい」と言うことで取り除くことができ、一方で「いいえ」と言えば、その(解放するもの)を収集してしまうだけです。

ですからこれからは、(解放するもの)を押し殺す代わりに、ただ浮かび上がらせますか?残りの(解放するもの)に対して「はい」と言い、浮かび上がせるままにし、出ていくままにできますか?

この(解放するもの)に関して、スケールで0になるまで、この実践を続けて繰り返してください。もしあなたが蛇に噛まれたら、一部だけでなく全部の毒を取り除きたいと思うでしょう。

私(ラリー・クレーン)があなたに質問しているかのように、集中して真面目に取り組んでください。「遊び心」も忘れないでください。他の読み物のようにただ読むだけでなく、あなたがこれを行えば、あらゆることが向上すると理解できるでしょう。楽しんでください。


ネットの情報は、全て無料というわけでありません。レスター博士は、「ビジネスに係る人すべてが十分に利益を得られるように」していました。情報を得ることだけに執着せず、自分にとって有用な情報には、対価を払いましょう。もう、他界されていますが、クレーン氏のこの書籍に興味をお持ちであれば、アマゾンで購入できます。リリース・テクニックに興味をお持ちなら、サイトを調べてください。私の翻訳や提供情報に価値があると思ったら、PayPalなどで寄付をお願いします。