セドナメソッドは本来、わかりやすく、実行しやすいものです。日本語版は、主婦の友社から「人生を変える一番シンプルな方法」というタイトルで出版されています。
ところが読者の方が「やり方が分からない」と言っているのを別の読者の方がアマゾンの書評にかかれています。たぶん、「読んだが分からない」と言うのが平均的な意見だと重います。
何度も当サイトで取り扱っておりますが、日本語版は第1版が翻訳されたものです。現在、原書は第2版になっています。内容は短めくまとめられ翻訳されています。日本の出版事情に合わせるための処置だと思います。
良くまとめられているのですが、どうやっても原本の流れ、雰囲気を再現するのは無理でしょう。比較的重要なプロセスも日本語版では省略されているようです。
原書をお読みになったか方はご存知でしょうが、比較的易しく内容が書かれています。
日本語版を読み返す時間が、今はたっぷりあり、「何が一番、分かりにくくしているのか?」、「読んだ人に読み返してもらうときに、どうやったら分かってもらえるのか?」という視点で考えてみました。
その結果、実行部分の言い回しに気をつければ、どうやれば分かってもらえるかと思います。
日本語版で、「手放せますか?」、「手放しますか?」、「いつ?」となっている言い回しが一番問題なのだと気づきました。正直、最初と二番目の言い回しは、同じ意味ですよね。
著者のドゥスキンさんもHPやセミナーの動画の中で話していますが、最初の質問は"Could you...?"で、「手放せる可能性はあるかな?」という意味です。可能性について尋ねている質問です。
二番目の質問は"Would you....?"は「手放したいかな?」になります。この質問は「手放す意思はありますか?」というものです。手放したいのかという希望を問う質問です。
ですから、日本語にすると最初の質問は:
「手放せますか?」、「手放しますか?」、「手放せるかな?」となります。
二番目の質問は:
「手放したいですか?」「手放したいかな?」となります。
こう置き換えて読むと、だいぶわかりやすく、実行しやすくなるのでは無いでしょうか?日本語版を読んで「わからなかった」という方々にも教えてあげてください。