リリーステクニックのPDF冊子、10月号から冒頭の記事を翻訳して紹介します。リーダーにリリースを使用するヒントです。


人生のあらゆる場面で、リーダーは存在します。もっと重要なのが、誰もがリーダーシップを発揮できる可能性を秘めているのです。ポジティブな姿勢と感謝の気持ちを持つことで、私たち誰もがより大きな成功を収める可能性を持っています。リーダーシップには、活力、魅力、柔軟性、そしてユーモアのセンスが必要です。それには物事がうまくいくという確信も含まれます。どんな状況に遭遇し、関与するのであっても、ポジティブな立場から関わることを選ぶ、もしくは意図することが、改善の最初の行動です。

私たちは、子供の頃からリーダーになるように育てられてきました。私たちは遊び場で、ガールスカウトやボーイスカウトで、そして間違いなく国中の教室で、膨大な量のリーダーシップスキルを学んできたことを十分に理解していないかもしれません。子供の頃、非常に高い成績を修めたり、カリキュラム外の活動に参加したりしたことで、知らず知らずのうちに驚くべきリーダーシップ能力が身についていたのです。私たちが仕事をしたり、音楽や芸術、スポーツなどの活動に参加したりすることも、素晴らしいリーダーシップ能力をもたらしてくれました。これらの活動は、他の人と協力する方法を教えてくれました。私たちは貴重な時間管理のスキルを学び、また、視覚的またはその他の創造的な表現方法を得ることができました。また、これらの活動に参加することで、チームで仕事をすることもあれば、個人で働くこともあったかもしれません。そして、学校に通い、より高いレベルの学業成績を達成するにつれて、なにかに参加することは自信のレベルを高めることにもつながりました。

自信とは、状況を判断し、適切な決断を下すことができる特別な才能です。自信を持つことで、より多くの責任を負い、他の人に仕事を任せることができるようになります。また、自信があるからこそ、良い仕事をするよう自分をしんようでき、さらに、他の人の良い仕事や参加に対して良い仕事を行うように信用を広げられるようになります。また、効果的なコミュニケーションが取れるようになります。信頼性は、プロジェクトをタイムリーに遂行することを可能にし、また、プロジェクトを建設的かつ前進的に進めるのに役立ちます。良好な判断力は、ポジティブであることの副産物であり、特にストレス下で合理的な判断を下すために役立ちます。創造性とは、ミュージシャンやアーティストが歌やその他の芸術作品を作成するために使用する方法と同様に、視覚的または内的な知識を活用し、独創的な思考方法で表現することです。

穏やかな気持ちで、自分自身の内なる才能を活かし、頼ることができれば、賢明な判断を下すことができます。プロジェクトに参加することに喜びを感じ、自分がやっている仕事を楽しむことができれば、柔軟性を持ち、責任感を持ち、自分が監督している仕事や責任ある仕事に参加してやり遂げる決意をすることができるでしょう。リーダーシップとは、価値ある貢献をすることであり、過去の失敗から学ぶことでもあります。耳を傾けるべき時、あるいは自己主張が必要な時を見極めること。また、プロジェクトや一緒に働くスタッフの代弁者となることも、価値あるものを生み出す一端を担うことにつながります。

積極的な振る舞いで自分や他人と接することで、プロジェクトを成功に導くことができるのです。また、プロジェクトの詳細や期待値を明確にするごとに、プロジェクトをより成功に導くことができます。これらのシンプルな提言は、ほとんどが常識的なものです。リーダーシップとは、1つのプロジェクトの中で前進し、次のプロジェクト、さらに次のプロジェクトへと進んでいくことです。また、リーダーシップとは、ビジネスの方向性に沿ったスキルを身につけ続け、プロジェクトを完成させ、短期的・長期的な目標を達成することでもあります。

しかし、もし空回りしていたら、ポジティブなチームビルディングや現在のプロジェクトやタスクの完了につながるような行動はできません。積極的な結果をタイムリーに達成することは、常に必要であり、どんな目標にもある程度含まれています。万が一、自分やチームのメンバーがタイムリーに良い結果を得られない場合は、何が整合していないのかを判断し、建設的な変更を速やかに行う必要があります。時に整合が取れていないのは、私たちの期待値かもしれません。非現実的な方法で自分や他人にパフォーマンスを期待しているかもしれません。また、人手不足でリソースが限られていたり、やる気がなかったりする場合もあります。また、同じような問題を抱えている人に頼っているかもしれません。こうした振る舞いで仕事を続けてることは、現実的にゴールを達成することを妨害しているのです。

では、どうすれば自分も人もモチベーションを保って前に進めるのでしょうか。効果的なリーダーとして、私たちは受容と愛の立場に立たなければなりません。感謝の気持ちを持つことも大切です。また、自分やチームメンバーがどれだけ達成したかを思い出すために、進捗状況を記録しておくことも有効です。ポジティブな言葉や記事を含む成功記録やファイルを残すことも、役に立ちますし、励みになります。リーダーシップを発揮するときには、すべてのスキルが発揮されます。ユーモアのセンスがあれば、その場の雰囲気や自分の役割を、楽しんでいる状態に整えることができます。楽観的であり続けることは、目標達成に向けて自分自身や他の人をやる気にさせ、励ますのに役立ちます。私たちが持つ最も重要なリーダーシップスキルは、達成したいことを心に留めておくことです。集中力を維持し、必ずフィードバックを得て、自分が目標に向かって進んでいることを確認しましょう。

プロジェクトの各段階で、常にポジティブな意図を持つようにしましょう。「すべて順調にいくだろう」とか「まったく大丈夫だ」。もしくは、「チームメンバーは優秀で、いつも素晴らしい仕事をしてくれている」というように。こうした意図を持つことは、常により良い結果を得る役に立ちます。ポジティブであり、自分の思い通りにプロジェクトが完了すると想像することは、努力することなく前に進むのに役立ちます。このようなマインド・セットは、私たちがより効果的なリーダーになるため役立ちます。