お金に対する人々が持っている障害と、その本当の障害が何であるかを紹介します。
フォトリーディングで有名なポール・シーリー氏がかつて1年間で12回、毎月彼の学習した数々の研究の成果を実際の生活に応用するオンラインセミナーを開いていました。結局、翌年も続いて2年に渡り24回行われました。
その中の一つで、紹介されている一覧表を翻訳し、紹介します。
コア・ブリーフとは、各自が持っている信念(ブリーフ)のうち、中心(コア)になっているものことです。
今回はそのようなコア・ブリーフの中から、お金を手にすることに対する障害となっている間違ったコア・ブリーフと、更に奥底の間違ったコア・ブリーフとの対応表です。
最初にお金に対する自己否定的な信念、次にそれに対応する間違ったコア・ブリーフを紹介します。
お金に対する信念 | コア・ブリーフ | |
1 | 私が手に入れるにふさわしいと思っているほど、お金を手にすることは決してない。 | 私は愛されそうでない、つまらない人間だ。 |
2 | 私が今より裕福になることは決してない。 | 私には価値がない。 |
3 | お金を手にしたり、貯めたりするのは、私には難しい。 | 私には欠陥がある、傷ものだ、不完全だ、気が狂っている。 |
4 | 十分なお金を持っていないと、悪いことが起こるのではないかと心配だ。 | 私は安全ではない。 |
5 | 私が何をしようとも、お金の問題を解決するのに十分なお金は持てない。 | 私は十分良い存在ではない。 |
6 | 他の人たちは、私が必要なお金を持てないようにする。 | 私はコントロールできていない。(人々が私をやっつけようと躍起になっている。) |
7 | お金を十分に持っていれば(もしくは、たくさんのお金を持っていなければ)、人々は私を悪く思う。 | 私は孤独だ。 |
8 | 財政的な豊かさを私は手にできない。 | 私には能力がない。私には力がない。 |
9 | 私は借金から抜け出せないように思う。 | 私は何でもない。(I am nothing.) |
10 | 何をやっても、私の財政状況は変わらない。 | 私は絶望している。 |
この利用法については、次回の記事で紹介します。