ビジュアライゼーションと体型の維持は相性が良いものです。世の中の物理的な要因と異なり、体や健康に関しては「自分のこと」というエゴを大抵私達は持っています。ですから、このエゴを比較的簡単に利用できるのです。

得てして体の状態について、私達は自己否定しがちですが、本当は「コントロールできるんだ」という思いを持っているのです。

シリーズ共通事項

  1. 安全な道を選んでください。自分が危険だと感じたり、不安だと思っているところでは、注意が散漫になります。
  2. いつもより少し早く歩くか、歩幅を広くしてみましょう。
  3. 実際に見えるものを見て、聞こえる音を聞いてください。頭の中の想像や雑音が聞こえてきたら、しばらく付き合い、それに付合っている自分に飽きたら、再度見えるもの、聞こえる音に意識を向けます。自己否定、強制、無理なコントロールは不要です。
  4. 気分の向上が感じられるまで、まずしばらく歩きましょう。怒りや悲しみ・無気力などマイナスの感情を感じているなら、それらが無くなった時点でも立派な「向上」です。慣れてくると、散歩を始めた時点でエネルギーの高まりを感じるようになるでしょう。それも「気分の向上」です。向上した時点で、ビジュアライゼーションを組み合わせてください。

理想の体と融合する

  1. 10メートルくらい先の場所に、理想的な「体」の状態を持った自分を想像してください。できるなら、砂浜で水着にしましょう。大丈夫、自分以外誰にも見えません。思い切って、体の線が丸見えな水着にしましょう。もちろん、全裸でもかまいません。想像でも誰かに見られるのが恥ずかしいと感じているなら、周りを崖に囲まれた、プライベートビーチを想像しましょう。(ジブリの「紅の豚」のように)
  2. 理想的な自分の像は、こちらを向かせてください。自分の正面を見ることになります。
  3. その理想的な自分の像は、その場所から動かしません。つまり、散歩しながら想像しているわけですので、散歩している自分はその像に段々と近づいていくことになります。
  4. もうちょっとで、その像とぶつかるという寸前に、クルッと180度回転させます。つまり、自分と同じ方向を向かせます。
  5. 前に進みながら、その像と自分の体を重ねあわせます。
  6. 簡単なビジュアライゼーションです。数回繰り返しましょう。

重ねあわせる瞬間、変な感じがしたり、何かが壊れる感じがしたりするでしょう。我ながら、とても面白いビジュアライゼーションを思いついたと自分を褒めています。 :D

誰も見ていません。ビジュアライゼーションです。思いっきり、理想的な自分にしましょう。