解放するものに注意を払いながら、一定のリズムを刻んでください。つまり、間隔を保って、何かを叩いたり、頭の中で音を立てるのです。リズムといっても強弱をつけません。単純に、早すぎず、遅すぎず、一定の強さ、一定の間隔で音を立てたり、どこかを叩いたりしてください。

この方法も単純ですが、ポイントは2つあります。解放するものから意識を逸らさないことと、リズムが乱れても気にしないことです。

実は、私のお気に入りです。私は頭の中で考えることで、感覚を持続させる傾向かあるため、必要以上に考え続けることを防ぐため、この方法はとても有効なのです。

それと面白いのです。開放したい制限に注意を向け、机を叩いて音を立てるのが好きなのですが、開放したい制限が強かったり、影響を受けている時は、音が乱れるのです。その音を聞いて、自分が動揺しているのが、わかるのです。

お寺でお坊さんが木魚を叩くのは、リズムのためですが、リラックスして、瞑想状態に近い脳波を発生させる効果もあるのです。その効果も狙い、音を立てています。

もちろん、他の人が回りにいる時は迷惑ですので、頭の中で、一定間隔に「ポン」とか「ピッ」とか言った、音を想像して鳴らします。これでも効果があることを見つけた時は、軽く驚きました。