ありのままに受け入れることは、開放の基本です。これがいつも本当にできるのであれば、私たちは制限を留めることはなく、一時的なものとして、通り過ぎるまま、消えるままに任せ、長時間留まることは無いのです。

どんなに理屈をつけようと、長引いて、繰り返す制限があるのならば、自分が握り締めているのです。事実はシンプルなのです。

完全に受け入れることは、その感覚が発生した最初の時点でなくても、効果があります。つまり、あなたが何かをリリースしたいと思い、その制限は過去のある出来事から発生しているのでしょうが、その出来事と、その時点の考え、感覚、映像、周りの音、あなたの声、心の声、感情、判断、なんでも、その時点で起きたまま感じ取れば、それで影響は消え去るのです。

ただし、自分の都合の良いようにねじ曲げたり、一部を受け入れなかったりしては行けません。そのまま、ありのまま受け入れることが肝心です。

出来事でなくても、いま何かが起き、あなたの感情が乱されたとしましょう。そうしたら、それを抑えたり、隠したり、抑圧したりせず、そのまま受け入れます。感じてください。無くそうとか、止めようとか、持ち続けようとかしてはいけません。その感情に、解釈したり、正当化したり、理由をつけても行けません。只々、そのまま受け入れれば、自然と消え去ります。

シンプルですが、試してみれば、本当であることが分かります。体験で納得してください。