日本語版:未翻訳
4つめの方法です。全体的リリースとでも訳しますか。5つの方法は節として、ここでは説明されていません。このHolistic ReleasingとThe 5th wayは追補のページにボーナスとして数ページ記載されています。
この節は全判が4つめの方法について軽く触れ、後半はリリースをうまく行うコツについて話されています。このコツの部分は日本語版の「解放の実践」の最後に訳されています。
最後に、手の中の品物に目の焦点を合わせると、対照的な何かによって、輪郭が際だっていることに気がつくでしょう。言葉を換えれば、その品物に気がつくのは、周りの空間によってです。感情を元にした問題や感覚に当てはめると、真逆な性質により、より一層はっきりと、もしくは両方ともに保持している状態になります。名前をいくつか挙げてみれば、良い悪い、正しい間違っている、幸福と悲しみ、愛と憎悪といったものを私たちは持っています。対立しながら一つにくっついており、相手に対しては抵抗しているこれらの組の両サイドとも迎え入れるとき、二つ共に消え去り、全てを経験することを可能とする全く何もない空間へあなたを解き放ってくれます。この本の最後にあるボーナスの章で、全体的リリース全般について説明してあります。5つめの手法と呼んでいる新しいトランスフォーメーションリリースのやり方についても同様に、ボーナスの章で読むことができます。
リリースの手順については、どうやるかとかどうして効果があるのかと考えるのではなく、自分自身に見て、聞いて、効果を感じるようにさせることで、より多くを得られるでしょう。できるだけ、頭ではなく、心に導かせましょう。解き明かそうとして立ち止まっている事に自分自身で気づいたら、同一のプロセスで、「解き明かしたい欲求」を手放すこともできるのです。