フォーラムで、2011年9月2日に公開したものです。リリーステクニックの基本コース、アバンダンスコースを勧める内容です。
resterlevenson.comからのメルマガで、レスター博士からの手紙という、シリーズが届いているので簡単にご紹介します。
ラリー氏のリリーステクニックの基本コースである、アバンダンスコースについての紹介になっているのですが、なぜアバンダンスコースが効果的であるかの説明になっています。
レッスン1:「ギャップ」
AポイントからBポイントに到達するためには、ギャップを近づけなくてはなりません。
銀行に503ドルあり、250,000ドルほしいのなら、ギャップがあります。そのギャップは249,497ドルです。
そのお金を得るために、このような思考が浮かんできがちです。
- 「大きな問題を幾つか解決しなければ」
- 「どうやって、大金をつかもうか?」
- 「商売でも始めるかな?」
- 「そうしたら、たくさんの問題がおこるよな」
- 「必要なのはアイデア、資本、事業計画、働き手、オフィス、オフィス家具、それと、あれも、これも…」
こうした思考はすべて、また別の何かを引き起こします。そして行く手を塞ぐのです。(何かは後ではっきりするのです。)
何がほしいのかは関係なく、お金に始まり、非常に良い人間関係、より良い健康まで、ゴールを達成するために、それによっていつも考えさせられ、プログラムされる一つの真実があります。
「ゴールを定める時、いくつかの問題も作り出している」
言い換えれば、古典的なゴール設定プログラムでは、ゴールだけではなく、解決するべき問題も一緒に作り出しているということです。
私たちの中には、AポイントからBポイントまで到達するのは、長くて辛い、ほとんど不可能な旅のように感じていることでしょう。Aポイントから、Bポイントまで旅をすることは、歩いて地球の反対側まで行くことと同じように不可能だと感じているでしょう。
これにより、痩せようと望んでいても、コーチを得られなかったり、不健康な食品を食べたい衝動により、打ち負かされる事になります。
もしくは、これにより、多くのお金を手に入れ、財政的な自由を経験したいと望みますが、単に変化を起こすのは不可能だと感じ、機会を見つけたり、事を起こせないのです。
または、過去に起きた何かにより、誰かによって傷つけられることにより、今すぐに持っている豊かな愛に心を開くことは難しく、不可能であると思い込みます。
成功は明らかなヒントを残し、よく分かっている人々は、Aポイントから、Bポイントへ少し早く到達するための手助けになるプログラムを作っています。これらのプログラムは私たちが旅をするのに馬、もしくは車を与えてくれます。
いまだ、旅の過程は長く、チャレンジであり、ギャップはまだ大きいのです。たぶん、私たちは徒歩から、馬やバギーに乗る段階へと上がりましたが、ここからあそこへ行くにはもっとより方法があることを知るべきでしょう。
ギャップ、あなたがいるところから、希望する場所までの距離について考えるならば、物理学的に一番早い方法は光の速さであると知っているでしょう。
私たちの世界では、2つのポイント間を光の速さで移動することは可能ですが、ほんの僅かな人が行っているだけです。私たちにできないからと言って、不可能では無いのです。
どういうことでしょうか?もしあなたも光の速さでゴールに向かえるならば、A地点からB地点まで、努力なしに、素早く移動できるとおもいませんか。
次のレッスン2で、その驚くべきシンプルな答えを明らかにしましょう。
レスター・レビンソン
レッスン2:「あなたを止めらるものは、唯一抵抗だけである」
あなたの体は驚くべきデザインをされています。複雑なシステムを創り上げていますが、全てで要求されているものは1つだけです。エネルギーです。
あなたの神経システムは交換器のように電気的な信号を、感覚を作り出している脳へと送ります。
この驚くべきシステムの一部は、あなたが手に物理的な感覚があれば、あなたの手の感覚がどこで起きているか脳へメッセージを送ります。これは素早く起き、私たちは意識することもしません。
では、あなたはその感覚を手で感じているのでしょうか?それとも脳-心でしょうか?
科学的な研究が明らかにしたことは、手ではなく、心で感じているということです。これは、手足をなくした人が、無いはずの手や足に感覚を感じる理由です。
これが明らかにしたことは、何人かの人が持っている驚くべきパワーを引き出すことを習得することです。この驚くべき真実はレッスン3で皆さんと分かち合いたいと思います。
レスター・レビンソンが見付け出したもの、アバンダンスコースで教えているものとは、私たちは「超電導体」になり、全く抵抗なしにエネルギーが流れているときのことです。抵抗から自由になり、簡単に努力なしに偉大なことを成し遂げるのを可能にしてくれます。
もし、あなたが成し遂げたいゴールについて考えるならば、体の中にはっきりした抵抗の感覚を感じることでしょう。不安、疑い、欲求不満、怒りであるかも知れません。ポジティブでなく、あなたが力を与えているどんな感覚も、抵抗の一形態です。
抵抗はエネルギーの流れを止めます。抵抗はストレスを生みます。抵抗はブレーキを踏みながら運転することです。エネルギーの流れを止めてしまう時、行動を止めるでしょう。もしくは行動を取るためには、とてつもない量のエネルギーを必要とします。
あなたはアクセルを強く踏み込むこともできますが、同じようにブレーキも踏み込んでいれば、動くのは困難です。そして、もし動けて、もしゴールに達成できても、エンジンを痛め、ストレスを与えることになります。これは肉体的、精神的な故障という結果で現れます。
抵抗を取り去れば、あなたは前へ進むことができ、早く移動できます。抵抗がないのなら、大きすぎるゴールなどは存在しません。抵抗がなければ、時間は単なる概念で、豊富にある資源に過ぎなくなります。
抵抗を持たなければ、あなたは望むものになる、する、手に入れる自由を持ちます。
レッスン3では、アバンダンスコースがどのように制限をしている抵抗を取り扱うか、紹介します。
レスター・レビンソン
レッスン3:「問題なんて、存在しない」
これを読むと、不快な感覚が沸き上がってくることに、気がつくかも知れません。疑い、信じられないというかんじでしょうね。怒りの感覚かも知れません。もしくは、混乱を感じさせるかも知れません。
「もしこれを信じないなら、あなたが自分の問題を信じることの有利なところはなんですか?」
真実は「問題は存在しない」です。思考や感覚があるだけなのです。
「感覚に触発されないで、何かを行ったことがありますか?」
「感覚以外の理由で、何かをしなかったことがありますか?」
注意深く両方の質問を熟考してみれば、答えはどちらも「ありません!」であることがわかるでしょう。あなたが効果的に解き放つことを覚えるまで、感覚は人生を操作する、もしくは壊してしまう力なのです。
二人の人が同じ状況に遭遇しているのに、何が起きているか違った経験をしていることに出会ったことがありますか?
これは、思考と感覚の結果です。
次の小さな実験を通して、自分で証明してみてください。ではあなたの体の温度に注意してみてください。たぶん、ちょっと暖かいか、ちょっと冷たいかでしょう。これは可能であれば、熱いか寒い外へ出るか、そうした不快な場所で試すとよく分かります。
もし、今ちょっと寒いのなら、暖かくなりたいと考えてください。
何が起きましたか?もし、そうしてみれば始めた時よりも、もっと冷たく感じていることに気がつくでしょう。暖かくありません。暖かくなりたいことは、実際には寒く感じさせるのです!
どうしてでしょう?なぜなら、何であろうと抵抗が持続するなら、感覚を強化するからです。
もしあなたがもっとお金を欲しがったら、あなたは持っている物事に抵抗し、お金の混乱が続き、問題も続いていることに気がつくでしょう。これはあなたが隠れている抵抗を解き放つまで、変わることがないのです。
問題は存在しません。 − 抵抗だけが存在します。
では、熱い、寒いの実験に戻りましょう。
もし、寒いのであれば2つのことを試してください。
最初に、できるだけ暖かさを感じてみましょう。いま感じられるだけの暖かさでかまいません。もし気温が0度以下であっても(華氏0度=摂氏-18度、博士の住んでいたニューヨークの冬ではこの程度の寒さに良くなった)、暖かさは存在しています。感じられますか?もちろん、できるはずです!
この実験から、十分な効果を得られなかっても、心配ありません。アバンダンスコースの中で、小さな実践を行うことで、楽にこのコツを覚える事ができるでしょう。
2つ目は、感覚を十分に向かいいれてみましょう。冷たさに抵抗してはいけません。ほんの僅かな時間、冷たいという感覚を感じてみましょう。
どうですか?やってもらえれば、あなたは全然冷たく感じていないことに気がつくと思います。
なぜでしょうか?なぜなら、感覚に抵抗するのをやめたからです。不快な冷たい感じに抵抗している限り、消えることはありません。
抵抗しているものは、持続するのです。
覚えておいてください。なんであれ抵抗し続けていることは強くなっていきます。これは、ウェイトトレーニングのようにです。ウェイトトレーニングは別名「抵抗(負荷)トレーニング」と呼ばれています。負荷トレーニングはあなたの筋肉を強くするように作られています。
負荷トレーニングは、私たちのほとんどが、感覚に行っていることと全く同じです。違うのは、私たちが実際に強くしているのは、望んでいるものを遠ざけることです。
もしあなたが苦痛に満ちた別離をちょうど経験しており、その痛みを止めたいと願えば、何が起きるでしょう?もっと痛むのです。
もし心配していて、それを止めようとすれば、何が起きるでしょう?もっと、心配になります。
もしあなたが決まりの悪い状況でそれを隠そうとすれば、何が起きるでしょう?耳や顔が真っ赤になることでしょう!
そしてこれが問題を問題として感じさせていることなのです。
問題は存在していません。 − 抵抗だけが存在します。
レッスン4では、ゴールの設定が殆どの人に、役に立たないこと、そしてどうすればよいかを明らかにします。
レスター・レビンソン
レッスン4:「ゴールを設定するとき - 問題を作り出している」
私たちはゴール設定を違った方法で考えています。確かに、アバンダンスコースの中で、私たちもゴールを設定します。しかし、アプローチは根本的に独自なものです。
あなたがた自身の経験で学んでいるでしょうが、ゴールを設定すると、問題に遭遇します。それは、ゴールに到達すること自体が問題であるという考えです。もし問題ならば、それはゴールではありません。 − ゴールと同時に起きる感覚が、問題を引き起こしているのです。
ゴールの到達とは、問題の解決を意味していません。
ゴールの到達とは、抵抗の解放を意味しています。
逆境を乗り越え、問題を解決してゴールに到達することは、古い方法です。それは、地球の反対側まで歩いて行く方法で、足は血にまみれ、痛みます。体は酷使されます。けど、ああ、やり遂げたぞ!
歩きたいですか?
それとも飛んでいきたいですか?
最速の方法、努力なしにゴールを到達する方法がアバンダンスコースの中で教えられているものです。それは自分の飛行機に乗り込み、どこであれ自分の希望する場所へ行くような方法です。ギャップは相当縮みます。努力、汗と涙は消え去ります。
欲求は欠乏です。
あなたがゴールを設定するとき、意識的な心はこう言います。「これが欲しい。」しかし、同時に無意識に次のメッセージを送ります。「これが足りない。」欠乏感は問題を作ります。そして欠乏感が望んでいることを手に入れるのを、究極に邪魔するのです。
「欲しい」が「足りない」を生み出すのはまだ良い方です。悪いのは、「なぜ足りないのか?」という質問の答を心が探すことです。その答えは制限の認識を強くするだけです。
- 十分な教育を受けていない
- 若すぎる、年を取り過ぎた
- そんなに可愛くない
- 自信が無い
- 私は…でない。…でない、…でない!
望みたいですか?
それとも、手にしたいですか?
あなたを制限している感覚と思考があるだけなのです!それらは、本物ではありません。事実、制限はあなたの思考の中にだけにあるのです。ですから、制限している思考と感覚を解放することを学んだら、全ての資源、人、アイデア、信頼 − あなたが思いつくもの − 全てが、今すぐ使用できることに、本当に驚くことでしょう。
それはまるで、寒い部屋の中で暖かさに気づくことです。あなたが支配されていたもの − 抵抗していたものが全て幻想であり、あなたが抱き続けるのを選んでいたことに、気がつくのです。
レッスン5で明らかにするのは…
レスター・レビンソン
レッスン5: 「ギャップを解消し、抵抗を消すことで、豊かさを手に入れる」
ここまで学んできた要点をおさらいしましょう:
1.ゴールの設定はいつもあなたを混乱させ、失敗させるやり方で教えられてきました。アバンダンスコースでは、楽に、そして努力なしに達成する方法を教えています。
2.今では、ゴールに到達するのを邪魔しているのは唯一抵抗だけであると認識されているでしょう。どんな成功譚を学んでも、その人は持ち前の抵抗を打ち破る能力により、「確率論を打ち負かし」てきたことを発見するはずです。
3.更に、あなたは今では問題なんてものは存在しないと理解しているでしょう。存在しているのは唯一抵抗だけです。心にとってこれを完全に受け入れられるかは挑戦です。なぜなら、抵抗を生み出しているのは、心だからです。あなたの心はなぜ抵抗が生み出されるか知りたがらないでしょうが、リリーステクニックの中で、その秘密を共有しています。
この視点を持ち、人生で試し続けていくにつれ、本当に問題は存在せず、ただ抵抗の感覚があるだけであるとはっきりわかるようになるでしょう。制限する感覚をリリースすることを学ぶにつれ、問題も手放せるでしょう。これによりあなたのエネルギーそして、心理的、肉体的に解き放たれます。これにより人々の間に共通して得られる利益は:
- より明瞭になり、集中できる
- よりエネルギッシュでバイタリティーに溢れる
- 創造性を高める
- 血圧を下げる
- 磁力のような魅力
- 至上の喜び、幸福、豊かさの感覚
- 自信と自己評価の向上
- 精力的な財政状態という結果
- ドラマティックな体重の現象
- リストはまだまだ続きます…
4.さらに「欲求」は「欠乏」の感覚を生み出すことも学びました。欲求は欠乏です。欲しがるということは、持っていないということで、持っていない状況を生み出します!リリーステクニックの中で、なぜ「欲求」が所有することの唯一の抵抗なのか学びます。欲しがりたいですか?それとも手に入れたいですか?
この言葉をお聞きになったことがあるでしょう。
「もしいつもやっていることをやっているのなら、いつも受け取っているものを手に入れる」
今までのレッスンで、これが明確になったと思います。たった今、あなたが手にしているものは、全てあなたの感覚が現実化されたのです。感じているとおりに、行動してきたのです。では、もっと真実に近いバージョンを奨めさせてもらいましょう。
「もしいつもの通りに感じているならば、いつも受け取っているものを手に入れる」
とてもシンプルです。あなたがゴールの達成に賭けるのであれば、抵抗、それは感覚で、過去の中のストップですが、それをリリースするのが、勝率を上げることです。抵抗を取り除くとき、成功する行動を取るために要求されるエネルギーと努力、ストレスを減らせることを覚えておいてください。
(以下、まだ続くのですが、この5番目の手紙はレスター博士というより、ラリー氏によるアバンダンスコースの宣伝になっているので、ここで翻訳は止めておきます。)