リリースが進んでいる状態と、まだ初心者の段階では、さほど「手放すこと」自体に差は無いように思います。リリースした感じが強く、長続きするかどうかでしょう。

リリースをして間もない頃、「ああ、多分これが手放した感じなんだな。」とわかっていれば、それでリリースは起きています。本当に単純で、自然なことです。ただ、今まで起きていることを改めて認識してこなかっただけです。

正に生まれ持っている能力なんです。自分で握りしめ、縛られ、こだわらなければ自然と消えていくのです。一度、抱え込んで離してなるものかとした決断をキャンセルし、改めて開放しようと決めることです。

ところが初心者のうちは、まだ否定の塊である自分のエゴが、その開放を否定します。「こんなもの、すぐにまた悪くなるさ。良いことが続くわけない。科学的でない。確率的にありえない。騙されるな。などなど。」

それは悪いことではありません。それこそ「エゴの衝動」です。自分の傾向を表すものです。その否定的な感覚を探ってください。抵抗として捉えても、感情や欲求、傾向と捉えてもかまいません。良い機会です。自分を非難、否定する考えを認識し、手放しましょう。

リリースを続けていけば、そのうちに、エゴが薄くなっていきます。段々とリリースしたことを素直に認められるようになります。軽くなり、気分が良くなり、心の雑音が消えていきます。物事を受け入れられるようになります。

最初の頃にあった、「こんなことで気分が良くなるはずがない」という否定もなくなります。手放した。ああ、気分が良い。それでOK。リリースできた。それだけです。その状態を認められます。

エゴの勢力が強いうちは、「自分が良い状態でいる、状態になる」ことすら、簡単に認められないものです。でも、リリースが進んでいくと、自分が良い状態でいても良いのだと分かります。

複雑に感じますか?それもエゴです。「そんな複雑なもの、できるわけない。」

本当はシンプルです。「ああ、嫌なものがある。けど認めよう。確かにある。では、持っていたくないから、捨ててしまおう。手放すことを決めた。ああ、スッキリした。ちょっと軽くなったな。気分も良くなった。これでいい。このままでもOKだ。」

シンプルなんです。言葉を使って説明しなくてはならないため、煩雑なだけです。難しく考えず、起きたことを素直に認めるだけです。気分の向上をそのまま受け止めるだけです。それだけでも、リリース力は向上しますよ。