目標とする自分を達成するため、何をすればよいのか、理想とする自分に訪ねましょう。

日本でも、しばらく前に流行したフォトリーディングの開発者、ポール・R・シーリィさんが、今年から一年間に渡り、毎月一回ライブで人間が持っている学習能力を引き出すオンラインセミナーをはじめました。毎月25ドルかかりますが、聞き逃しても、ログインすれば、MP3ファイルをダウンロードでき、聞き直すこともできます。(来月から、ライブ時は音声があまり良くないため、音質の良いMP3で聞くことにしました。)また、トランスクリプションもダウンロードできる予定になっています。

彼は、人間はそれぞれ才能を持っており、何をすべきか、どうやるべきかを自分の心と直感に従うことを勧めています。そうした点で、リスター派のリリース手法と、共通点があります。

今回のセミナーで紹介されたテクニックを一つ、簡単に紹介しましょう。同様なテクニックは、モチベーション系のセミナーを開いている、心のチキンスープの著者、ジャック・キャンフィールド氏も使っています。(最近のキャンフィールド氏は、タッピングでネガティブをリリースすることをメインに勧めています。まだ、セドナ・メソッドも勧めています。)

  1. 目を閉じ、リラックスしましょう。
  2. 自分がその状態を達成した時のことを感じてください。それを見て、音を聞き、実感します。(レスタリングと同じです。)2〜3分続けます。
  3. その理想の自分に尋ねてください。「それを実現するために、今、どんなステップを行えば良いのでしょう?」
  4. 答えは、音声、声とは限りません。イメージや思いかも知れません。見逃さないようにしましょう。

シーリィ氏は、このセミナー中に、ポジティブシンキングやビジュアライゼーションと、こうしたテクニックの違いについて、説明しています。

ポジティブシンキングとビジュアライゼーションは、「明るい未来、考え方」を意識の中に送り込むのが目的です。しかし、このテクニックは逆で、理想の自分を思い浮かべるのはターゲットを示すことが目的であり、ポジティブを無意識に送り込むのではなく、夢を実現するだけのリソース(資源)を既に持っている、無意識から答えを得るため行います。

もちろん、その答え、直感に従わなくてはなりません。その答えに迷いがあれば、私達はリリースの技術を知っているのですから、クリーンアップしましょう。欲求が作り上げた答えなのか、それとも本当の直感なのか、区別が付けられます。