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復習。できる?したい?いつ?

公開日:2013-11-11 06:39:32 修正日:2019-05-20 06:40:57

年末も近づいて来ました。今年の汚れは今年のうちに。一番ポピュラーな3つの質問の手放しを復習しましょう。

背景

「できる?」と「したい?」はレスター・レビンソン博士が講義した内容から来ています。博士はリリースできない理由として、「リリースできないと思っている」、「リリースしたくないと思っている」の2つを上げています。そして、「リリースできると思っているし、したいとも思っている」のであれば、後はそれを手放す決意を行うだけで、リリースできると言いました。シンプルです。「できるし、したいと思っているなら、後は決意」なのです。

博士は直接リリースする方法を教えていなかったと言われています。それは、録音や録画として残されていない、著書に方法が記述されていないため、そう考えられるようになったと思われます。ただ、博士が教えていた方法をそのまま教えているというKISSリリースでも、同じ言い方が使用されていると言う点でも、博士が全く知らぬ存ぜぬではなかったようです。講義の中にちらりとそのような言い方が出てくることもあります。

また、博士が教えていたコースは、別の講師により作成されたものであったというのも、直接教えなかったと考えられる一因です。ただし、コースは途中で内容が多少変わっているようですし、そのコース全部で博士が教えていなかったのかどうかも、はっきりとした資料が手に入らないことから、断定できるものではありません。

博士が直接教えたにせよ、教えなかったにせよ、「公認」の言葉遣いだったことは、間違いないでしょう。

団体による違い

セドナメソッドでは、「できる?」、「したい?」、「いつ?」の3つを繰りかえします。

リリーステクニックでは、「できる?したい?いつ?」の後、もしくは「できる?したい?」の後、たまに「できる?」の後に「もっと、もっと、(more...more...)」をつけ、決意を深めることを促します。

KISSリリースでは、「できる?」、「したい?」、「いつ?」だけです。

セドナメソッドだけ、答えがNoであっても手放せるという説明をしていますが、他の2団体では、特に説明していません。

そもそも、リリースは決意です。ですから、「できる?」と「したい?」については、「はい」という決意が必要です。これをストレートに採用しているのが、KISSリリースです。ですから、繰りかえしません。

リリーステクニックで「もっと…もっと…」という言い回しを使用しているのは、さらに手放すように決意を促しているわけです。

セドナメソッドの3つを繰り返す方法は、決意という点を強調せず、YesとNoのどちらでも良いという方法です。しかし、Yesと答えれば、それは決意しているのであり、Noと答えれば、自分が抵抗していることに気づくのです。抵抗している場合、それを意識できるから、手放すことを決意できるのです。(認識していないことは意図的にリリースできません。)

また、3つの質問を繰り返すという点は、感情や感覚が多重構造を持っていることを考えてみれば、同じテーマに対して、薄皮を剥ぐように、一つ一つ積み重なった制限を解き放していると考えることで、納得できるでしょう。

どの方法でも、自分にあったものを選べばよいのです。もちろん、他の方法でも自分に合っているのであれば、かまわないのです。(とはいえ、今回は3つの質問に関する内容のため、これに絞っていきます。)

要点

ネット上で見つけた、一番間違っている情報は、「意味なんて関係ない、繰り返して答えていれば手放せる」というものです。これはあり得ません。

例えば、セドナメソッドの場合、ヘイル氏はこの質問の意味を丁寧に解説します。

「できる?(Could you?)は可能性を尋ねています。したい?(Would you?)は意志を尋ねています。」とわざわざ事前に説明しています。

この勘違いがどこから来ているのかと言えば、セドナメソッドの書籍にも書いてある「言葉に特別な意味はない」という点です。これはあくまでも、表現の話です。つまり英語なら、"Could?"でも、"Could you?"でも、"Could you let it go?"でも、"Could you allow to let it go?"でも、その他の言い方をしても良いのですが、最初の質問で、「それをリリースする可能性を認められるか?」と、尋ねられていると分かればよいのです。2番めの質問も同様で、「リリーする意志を持っていますか?」と尋ねられているのが分かればよいのです。

質問されている内容が分かるように、自分にとって一番自然な「言い回し」を使ってかまわないのです。日本語での言い回しが不自然に感じるのであれば、自分にとって自然な言い方を使ってください。言葉に縛られることはありませんが、意味合いだけは理解しておきましょう。

手放し

リリースは決意だと行っても、強制的に引き剥がすわけではありません。

「手放し」はキャッチーな良い訳ですが、その反面、いささか努力が必要な感じを覚えやすいので、気をつけましょう。努力は必要ありません。

ここでも、「言い回し」は重要でなく、その意味合いを理解して、自分に適切な言葉を使用することが大切です。もちろん、「手放し」を使って、以降の意味だと理解できていれば、そのまま使ってもかまいません。

この手放しにあたる部分は"let it go"です。"it"は代名詞で、いま解放しようとしている考え、感情、感覚、エネルギーを指します。"let"は日本語で「〜させる」という言葉です。確か、使役動詞とか名付けられていましたね。後の動詞があらわす動作の状態「そのままにしておく、その状態にする」という意味です。"go"は「行く、立ち去る」という意味です。今いる場所から、遠ざかることを表す動詞です。

3つまとめると「それが、行ってしまうのに任せる。そのまま行かせる、立ち去るままにする」という意味です。

ここには前提があります。私達の持っている制限は、自分の決意で保持したままにしています。その決意はたいてい、無意識(潜在意識)の中に沈んで、明確にわからなくなっていますが、とにかく自分で抱え込んでいます。

もし、抱え込まなければ、その感情、感覚、エネルギーは一過性のものなのです。つまり、放っておけば自然度どこかヘ行き、消滅します。しかし、それを「持つ、保持する」という決意をするため、ずっと持ち続けることになります。

逆に言えば、抱え込む決意をしなければ、もしくは抱え込む決意をキャンセルしてしまえば、制限は自然と通り過ぎ、立ち去り、消滅します。

そこで、私達がリリースするときに行う決意とは、「もともと自然と、通り過ぎ、立ち去り、消え去っていくものであるので、もう立ち止めることはせず、行ってしまうに任せよう」というものです。決して、力んで「引き離してやる」というものではありません。

まず、これを理解してください。

もし、3つの質問に対し、「離せる、離したい、今離す」と決意したのに、その後で「ああ、ちくしょう、まだ離れていない、今度こそ、引き離してやる。」とか、「ああ、無くならない、なんか間違ってるのか。それとも、リリースには効果がないのか」とか考えるようでしたら、それはまだ、「離れていくに任せて」いません。つまり、解放する決意をしていないのです。

言葉を変えれば、この決断をする時、私達はもう「関わらない」と決めたのです。その感覚や感情がどこにあろうと「もう、かまわない」のです。ゆっくりと離れていくものもあれば、いきなり消えてしまうものもあるでしょう。でも、そんなことはどうでもよいのです。だって、私達は「そのまま行かせる」ことを決めたのですから。いきなり消え去ろうと、ゆっくり離れて行こうと、しばらく留まってから動き出そうと、もう関心はありません。そう決めるのです。

だから、正しい態度は、3つの質問でしっかりと決意し、決めたらもうそれ以上関わらないことです。面白いのは、次の対象のリリースにとりかかるなり、他のことをするなりして、興味と注意が自然と外れると、いつの間にか消え去ってしまうでしょう。再度注意を向けても、悪い影響は無くなっています。時には、「何に悩んでいたんだっけ」と、その対象自身を忘れることさえあるでしょう。

消え去れば、あなたはちゃんと「決意」していたのです。それほど、簡単なものです。

「手放そう。ああ、だめだ。手放そう。ああ、まだ残っている。手放そう。まだ続いている…」

これは何をやっているのかと言えば、形だけ手放したふりをしておいて、実際はまだ握りしめたままです。とてもシンプルなのです。手放せると思っていないか、手放したいと思っていないのです。

可能性を認める

レスター博士の6ステップの最初は、欲求よりも、静安(不動、静寂、自由)を求めることです。全ての感情や感覚、制限は欲求より生まれているので、欲求は制限と置き換えて考えることもできます。

つまり、「このまま制限を持ち続ける?それとも、自由で平和の状態になる?どっちにする?」ということですよ。当然、皆さん後者を選びます。

リリースが進めば、段々とどんなものでも解放できる可能性を認められるようになります。リリースしてきた経験で、自分の意志で開放ができることが理解できるからです。

自分の決断が、自分の制限の元であるというのは、最初は受け入れがたい考えです。その理由の一つは、決断とその結果が実際に起きる間に、長い間隔が開いているため、認識しづらいからです。もう一つ、私達は悪いことを全て「自分以外」が原因であると、責任逃れを行うからです。誰だって、責任を認めたくないのです。

責任を認めるには、自分の状態は自分が引き起こしたことを最初はぼんやりとでも認識することです。「自分に関することは、全て自分に責任がある」ということです。これは、恐ろしい考えではありません。なぜなら、あなたが良い決断を行えば、それは将来良い結果として起きることだからです。

「責任」という言葉に嫌悪感を抱いている人もいるでしょうが、レスター博士の説明した責任とは、「自分に関することは自分の考えから起きたこと」を認め、「より良く考える」ことを指します。現在の日本で何か悪いことが起きた時に問われる責任とは、毛色が異なります。(しかしながら、その「責任者」が正しく考え、決断を取れたのであれば、不祥事は起きないのです。ですから、全く理不尽とは言えません。そして、この考えを取り入れれば、たとえ失敗があろうと、正しく考え、決断することにより、いつでも失敗を挽回できることを覚えておいてください。)

つまり、自分の運命の責任者、主人は自分であると認めることです。そうでなければ、あなたの人生はコントロール不能な外界に惑わされるだけになってしまいます。

理解しておくことは以上です。では、実際どうすれば良いのでしょう。

博士のおすすめは、小さなことから始めることです。リリースが上手く行かない初心者は、いきなり大きな問題をリリースできるリアリティーも無いのに、自分の最大級の制限から取り掛かり失敗します。(そもそも、はじめから簡単にできるのであれば、リリースに関心なんて持っているはず無いですしね。)

最初は、「どうでも良い」考えなどから始めましょう。これは、簡単に手放します。次に、ちょっと心に引っかかる、小さなことを手放します。その後には、もうちょっと手ごわそうな制限に取り組みます。そうしてだんだんと大きな制限に取り掛かるようにしましょう。

時間がかかる?嘘です。そんな事言っている人は、試していないでしょう。小さなことからコツコツと、です。

小さなことを取り上げれば、時間はかかりません。小さなことから取り上げれば、いつも開放に成功できるからです。開放出来なくて努力するという、無駄な時間を取ることはありません。そして、決意で何かを解放できると理解できます。それが取っ掛かりになります。

それができたら、だんだんとレベルアップしてください。手放せるリアリティーが大きくなったら、取り扱う制限も大きくしていきます。それで、いつでも何でも解放できるようになります。

手放す意志

制限を持っているのは、ばかばかしいのです。ですから、「手放したい?」の質問に対して「はい」と答えるのは、とても簡単です。多分、「手放せる?」の質問より、簡単でしょう。

でも、わざわざこの質問を聞くのは、「苦しくても手放したくない」と思っている可能性があるからです。まさに、何かを握り締めているので、手放せません。

例えばプライド・自慢の感情は、「解放したい」気持ちに抵抗します。人間は良いことであれ、悪いことであれ、自慢し、プライドを保とうとします。しかし、博士は「他の制限を止めておく接着剤」のように働くと解説しました。

悪いことであれ、私達はそれを経験した被害者でいつづけるため、その出来事や経験にこだわり続け、苦しみ続けます。「慰安婦」、「原発」、「災害被害者」、「犯罪被害者」。

もし、こうした人達に「皆、同じですよ」と言えば、必ず、「一緒にするな」と答えが返ってくるでしょう。もちろん、それぞれに苦しんだのは事実です。ですが、私達がリリースを効果的にするために認めなくてはならない事実は、「全ては自分の責任」であることと、「リリースできなければ、それは自分が持ち続ける決心をし続けているから」なのです。

どんな大きなダメージを過去に受けたにせよ、今現在に無いのであれば、できるだけ早くリリースしたほうが、その後の人生を幸せに長く過ごせます。ですが、そうしません。そう、「私はこうした被害を受けた、特別な人間なのだ」というプライドが、離させないのです。

では、尋ねてみましょう。「自分の苦しみを解き放てるのは、誰でしょう?」

もちろん、自分自身です。他人の手助けがあろうと、無かろうと、結局最後には自分で決断しなくてはなりません。

たいていの事柄は、これほど大きな経験とは結びついていませんので、リリースしてしまい、楽になりたいと簡単に決断できます。しかし、自分を特別にする、もしくは自分らしくしてくれる何かは、プライド・自慢の感情が邪魔をし、離させてくれないのです。

そこにあるプライド・自慢に気づくことです。見つけることです。苦しみ続けることはないのです。一刻も早く、良い方向へ舵を切りましょう。うらぶれた港へ停泊し続ける必要なんてありません。錨を下ろし続けているのは自分です。錨を引き上げ、自由な海原へ舵を切ることを決めるのも、また自分です。

ストーリー

 「うーん。どうしよう。」

絶体絶命だ。入社時に軽く引き継いだプロジェクトがあったのだが、何も手を付けていなかった。別のプロジェクトに取り組んでいたからだ。全く手を付けていないが、時は経ち、受注先に引き渡す時が来た。

そもそも、そのプロジェクトを理解するには、今までのスキルでは足りないため、勉強するために時間がかかるのだ。その時間が取れるのかと思っていたが、新しいプロジェクトも開始することになり、結局放っておくことになった。社長に話そうと毎日思いつつ、しかし不在だったり、今日は日が良くない、今はタイミングが悪いと先へ伸ばしてきた。

周りの人達は優秀だ。自分は浮いている。いや、正確に言えば私のほうが全体的にはスキルが上だが、この会社で必要とされるスキルに限っては、周りの人間のほうがよく習得している。そうだ。入社しないかと言われた時、一度は断ったんだ。けど、君は優秀だから大丈夫と言われ、その気になって入って、しまったと思い続けている。

社長が部屋に入ってきた。そして、恐れていた一言を口にした。「あのプロジェクトだけど。見せてくれる。お客さんに納品に行くよ。」

さあ、どうしよう・・・

胸が苦しく、心臓が激しく鼓動し、そして夢だとわかった。

なんて夢だ。でも、自分はどうしようないと思う。怠惰だし、正直に言えなかったのだから・・・いや、ちょっと待った。

自己卑下だ。罪悪感だ。全部、制限だ。なんだこの夢は?自分の隠れた制限が出てきているのか?

多分そうだ。

では、リリースしてみよう。

まずは、今の感覚を手放そう。胸のあたりに圧迫感を感じている。じゃあ、このまま感じよう…もっと、感じよう…そのままだ…

離せるか?…はっきりしない。じゃ、ちょっと時間を置いてみよう…

いや、ちょっと待った。自分のエゴが妨害している。気をそらそうとしている。単純な質問だ。答えられないはずがない。どうだ?離せるか?

…うーん。何だか注意が散漫するなあ。これも、エゴが解放させないように邪魔しているんだなあ。もう一度、集中しよう。

離せるか?…あれ??もっと硬い感じがしてきた。抵抗だ。何をした?…

…ああ、答えを出す前に、引き離そうとしたんだ。だめだ、これじゃコントロールしようとしている。だから、抵抗が生まれたんだ。どうしようか?抵抗を先に解放するか?

いや、もう一度感じ直そう。無理に引き離さなくて良い。…そのまま。そのまま。…このまま、もうちょっと感じよう。コントロールしようとすることない。ただ、受け入れよう。通り過ぎていくだけだ。一時的なものだ。放っておけば、自然と無くなるものだ。余計な努力をしない。ただ、感じよう。…

オッケイ。抵抗は無くなった。では、手離せるかな?

この質問は可能性だ。自分が握り締めている手を緩められるかを確認している。この感覚を自分で意図的に取り去ることを聞かれているんじゃない。手を緩め、後は放っておく、どうなろうと関心を寄せないことを聞かれている。ただ、手を緩めるだけだ。…できるよな?

離せる?…もちろん。ただ、手を緩めるだけ。もちろん、できる。

じゃあ、したい?解放したいか?

…ああ、この苦しさはもうゴメンだ。開放して楽になりたいか?それとも持ち続けて苦しみ続けたいか?ということだな。もちろん、手放して楽になりたい。イエスだ。

ては、いつ?

今直ぐ。…うーーん?反応的に答えたが、決めた気がしない。…

本当に決めたのか?…いいや、ただ、理性的に答えただけだ。

今直ぐ解き放つことはできる?…

ああ、できる。簡単だ。もう、関わらないだけだから。

本当に決めた?

…ああ、決めた?

ところで、今何を開放したんだっけ?…忘れちゃったよ。:)

えーと、ああ。そうだ、悪夢を見たんだ。ああ、確かに罪悪感を感じているな。なんだろう、これは?この罪悪感を感じてみよう。

ああ・・・段々重くなってきた。もっと感じてみよう。…

うーん。これは・・・かなり大きいな。胸だけでなく、もうちょっと大きく、体全体で感じてみよう…ああ、全部感じられる感じがする。

そうだ、これは、実際にこの社長の会社に務めていた時のことだ。こんなに悪かったか?…いいや。

では、この悪夢は何だ?罪悪感は?…ああ、途中で止めたんだ。

おお。圧迫感が強くなった。そうだ。確かにプロジェクトの途中で止めて、悪いと思っていた。しかし…

そうだ。プロジェクトの途中だったけど、アルバイトに過ぎなかった。けど、いつの間にかプロジェクトの責任を負わされていたんだ。全然手を付けなかったのか?いいや、途中まで仕上げ、後は他の人に引き継げるように、段取りをした。

ああ…そうだ。別の仕事をメインでやっていたけど、社長は暗黙の内に、この仕事をメインにさせようとプレッシャをかけてきたので、抵抗していたんだ。一時、プロジェクトを進めるため、メインの仕事を一時休んだ。その代わり、一段落付いたら、メインの仕事に集中すると予めことわっておいた。そのタイミングで、止めたんだ。

何で、モヤモヤする?…ああ、そうだ。後から、連絡がきて、担当した部分に不備があったので、責任だと言われたからだ。けど、このプロジェクトの最初、何かあったら指定された期日までに話せば、社長が対応してくれることになっていた。けど、資料が英語ばかりでとても間に合わなかった。だから、自分でどうにかした。同じく、自分が抜ける時に、後を頼んだ人に、抜ける前までに行ってもらえば、どうにかすると言っておいた。言われた分はこなした。社長と同じ事をやったのに、その後のことも、自分の責任だと言われたので、納得していなかったんだ。

プロジェクトの進捗は黙っていたのか?いいや、進まなくて、相談した。どうして進まないのか詰問され、言い出せないためしばらく黙っていたが、最終的に正直な気持ちを話した。社長は優秀な人で、彼の見方で他の人にもやらせようとする。しかし、自分も含め社員全員、社長ほど優秀でない。それほど優秀なら、自分で会社建てている。社長の目線で全てを決められても、無理なんだと吐露した。実際、人が離れていく会社だった。数人以上に大きくなることは無く、社員もどんどん入れ替わった。

うん、ちょっと込み入っているな。一つずつ、片付けよう。

まずは、罪悪感だ。

罪悪感だけ、感じてみよう。…うん。だんだん強くなってきた…

 たしかに、この仕事をメインにするようにプレッシャーかけられてきた。それに反抗した。アルバイト以上の責任を負わされた。引継ぎも行ったし、社長と同じように期日を設けてそこまで対応した。しかし、これらは全部言い訳だ。自分の最後まで完成させるという今まで生きてきた基準から、とにかく外れたわけだ…

とにかく、受け入れよう。言い訳も、事実も、自分の基準の考えも。まず、そのまま受け入れよう…

では、これは何の欲求だろう?承認?確かに承認だ。「自分はしっかりした人間だ」、「約束を守る人間だ」と認められたかったからな。

コントロールの承認?確かに、コントロールしたかった…けど、承認よりは弱いようだ。

安全?安心?生存?…うん…これが一番強い。ガッチリと胸の中に感じられる。そうだ、メインの仕事じゃ十分に稼げないので、アルバイトしていた。実入りは確かに、こちらのほうが良かった。これが無くなるのを恐れていた。

よし。では、まずは生存の欲求を解放しよう。できる?もちろん、ただ手を話すだけだもの。決めるのは自分だし、今まで色々開放してきた。もちろん、できる。

したい?…もちろん。こんな欲求に邪魔されるのは癪だ。苦しみたくないし、開放した分だけ、自由になれる。もちろん、もう要らないね。

では、いつ?…もちろん、今だ。

本気で決めたか?ああ、本気だ。

オッケイ。…だいぶ軽くなった。多少残っているが、そのうち消えるだろう。

さて、後は何が残っているかな?…

ああ…これは…

抵抗感?…いや、コントロールしたい気持ちだ・・・なんだろう・・・何もできない感じ…

…ああ、そうか。色々なプロジェクトに参加してきたけど、ほとんど、スケジュール通りに進んだことなんてなかった。だから、いつも諦めていたけど、本当は思い通りに従っていた。その欲求だ。

よし、注意を向けてみよう。…だいぶ、軽くなった。

できる?もちろん。…したい?もちろん…いつ?今…

うん、これは簡単に消えた。

他に何がある?

ああ、これは社長への反感だ。

これは後で、取り上げて、しっかりと掘り起こそう。今は、反感だけを取り除こう。

できる?…いや、何かが気になる。…また、エゴが邪魔をしだした。感覚を離すか、持ち続けるか決めるのは自分だ。全ての、感覚を手放すのは自分だ。自分がコントロールしている。そうだ。では、リリースできるか?…もちろんだ。握りしめていた手を緩めるだけ。難しくない。もちろん、できる。

じゃあ、したい?…うーん。素直にしたいとは思えない。…ああ…社長を悪者にしたがっている。だから、離したくない気持ちもある。

よし、じゃあ、離したくない気持ちを認めよう。悪者にしたい気持ちを認めよう。そのまま…感じるまま…。ただ、受け入れていれば、直ぐに弱くなるさ。そのまま…そのまま…

よし、じゃあ、リリースしたい?

もちろん。楽になりたいから。悪い気分でいたくない。

いつ?今?…

…あれ?なんだっけ?意識が逸れた…エゴが邪魔し始めたな。…ええと、なんだ・・・そうそう、反感だ。

いつ手放すの?今でしょ?…今だね、今。先に伸ばしても、その分苦しいだけだ。今直ぐ。もう、気にしないことにした。注意を向けない。残っていたけりゃ、どうぞご自由に。

あとは、何が残っている?

ああ、映像が一つ…夢の場面で、一人だけはっきりとした同僚がいた。…別の会社の後輩だ…なんだ…

ああ、ある種のジェラシーだな。彼はいい男だが優秀ではなかった。けど、同期の美人な同僚と入社2年目で結婚したんだ。そうそう、当時の会社で一番美人だった。これだ…

…これは何の欲求だろう?承認?…確かに、それもあるような気もするが…コントロール?

…ああ、コントロールだ。今では、弱くしか感じないが、確かにコントロールしたかった。彼女は一番結婚したい相手ではなかったし、部署が違っていて関係は無かったけど、結婚の話を聞いた時、自分のほうがふさわしいと思った。そう、思い通りにしたかったわけだ。まさに、コントロールしたかったわけだ。

できる?…もちろん。もういいよ。

したい?…もちろん。

いつ?…今。…うん。今だ。決めた。

…これは、もう感じられない。

まだあるかな?…

…具体的には、もう浮かばないようだ。ただ、まだ、つっかえた感じ、何かのエネルギーが残っているような感じはある。…

じゃあ、これはそのまま開放してみよう。まず、この感覚をそのまま受け入れよう。そのまま感じよう。そのまま…そのまま…ただのエネルギーだよ。受け入れていれば、直ぐに無くなる…

ふーん。随分と大きいな。もうちょっと感じる範囲を広げてみよう。…

…ああ、かなり大きいね。…でも、これが全体だな…そのまま、そのまま…

…うん、弱くなった…

できる?もちろん。

したい?もちろん。

いつ?…今だ。…

うん、もう殆ど感じない。放っておいてもなくなるよ。

他には?…無いようだ。

これでよしっと。

メモる

何だか芝居じみている?いいえ、今朝の3時に目が覚めた時、実際に行った内容です。詳細まで覚えていませんが、この様に開放をしました。多少は、分かりやすいように、解説を入れていますが、手順としては、こんなふうに応用します。

複雑すぎる?いいえ、その時の直観に従っただけです。

もし、毎日の生活の中で行うのでしたら、その時に感じているものだけを手放しましょう。

時間を取り、じっくりと取り組むとき、初心者であればメモは本当に役立ちます。実際、開放中は何を行なっていたのか、わからなくなることがあります。エゴが邪魔をしてくるからです。妨害工作を始めます。

臨機応変にリリースの技術を使えるようになるまで、メモを取りましょう。自分で自分をコントロールする役に立ちます。

それでもメモは面倒ですか?なら、多分、そのエゴの罠にはまってしまっています。