リリースを愛する人へおすすめする、事前の準備を紹介します。

レスター博士の6ステップ

リリースする前に読んで確認すると、手助けになる6ステップです。今回は分かりやすいように、表現を変更してみました。

1.不動を目指そう!

最初は「不動になりたい、完全な自由になりたい。」という欲求を持ちましょう。他の欲求と違い、この欲求は「本来の状態に帰りたい」、「自分自身に戻りたい」という健全なものです。

まず、「完全な幸福」、「完全な自由」、「不動な状態」を大いに欲しがってください。

2.不動、自由、幸福になるためリリースすると、決めましょう!

リリースを活用する決意をしてください。どんなことにもリリースを応用し、自由でいましょう。

3.感覚は全部3つの欲求から来ているのだと考えましょう!

リリースする対象は、3つの欲求(セドナメソッド派の方は4つの欲求)から発生するものです。ですから、どれから来ているのか見つけてください。

4.リリースを続けましょう!

続けて、習慣にしてしまいましょう。

一回やっただけで終わりでなく、浮かんでくる感覚は全て欲求から来るもので(3)、それをリリースし(2),不動で幸福で自由な状態へ近づきましょう。(1)

5.うまく行かなくなったら、そのコントロールしたい欲求をリリースします!

リリースがうまくいかないと焦ったり、自分が未熟だと自己否定したりします。そして、もっとうまくやろうとし、ますます「はまって」しまいます。

「強制」してもうまく行きません。まず、リリース結果を自分の思い通りにしたがっていることに気づきましょう。それは、コントロールの欲求です。ですから、リリースしましょう。

6.リリースすれば、より軽く自由になります。続ければ、もっと軽く、もっと自由になります。

朝の決意

6ステップの要素も取り入れた、朝をスタートする場合に役立つ、簡単なステップです。

1.不動・幸福・自由を欲しがりましょう!

もちろん、私達全員、本当は望んでいるのです。ですから、これを素直に認め、「嫌なことは起きず、起きたいことだけが起き、自分が人生をコントロールし、何でも本当の自分の思い通りになり、行動し、手に入れることができる」自分の人生を欲しがりましょう。

2.昨日より、「良くなる」可能性があることを認識しましょう!

もちろん、良くなる可能性はいつでもあります。逆に悪い方へ転がる可能性もあります。

ここで「心は現実の製造装置」として働くことを思い出してください。単に、良くなる可能性に焦点を当てましょう。

3.今日起きることは全て、自分が本当に望んでいることが実現されるための「過程」であると考えましょう!

今日、一日に起きることは、究極的に自分の望んでいる結果を実現する、その過程に必要なことだと考えてください。

すでに、完全な不動状態、幸福、自由を私達は望みました。ですから、今日一日に起きることは何であれ、これを実現するために必要なことが起きます。

4.これから起きる良いこと、悪いことをリリースする決意をしましょう!

良いことであれ、悪いことであれ、起きることをリリースしましょう。良いことが起き、嬉しくなるとリリースすることを忘れがちです。ですから、リリースしましょう。

悪いことは、自分の制限のある場所を示しているのです。その原因の思考を見つけましょう。それを引き起こす「考え」を抱いてしまっているでしょう。そうした過去の「膿」が出たのです。残らず引き出しましょう。

5.習慣を壊しましょう!

お長減っていないのに決まった時間に食べる、眠くないのに決まった時間に寝る、いつも決まった道を歩く、決まった行動を取るなどの習慣を意図的に変えましょう。

習慣は無意識の自動行動回路です。その習慣に気づき、変えることで、無意識による回路を壊せます。無意識に習慣をコントロールされるのではなく、意識で習慣をコントロールできます。

ちょっとしたことから初めましょう。

リリース前の決意

もちろん、6ステップを見なおすことは、いつでも大変に力になってくれます。それに追加する、ちょっとしたステップです。

1.偉大な解放者になりましょう!

私達はなりたいものになれます。つまり、自分の理想とする人間像が実現できます。

その中でも、すぐに実現できるものは、メンタルな自己像です。いつでも、思い通りに変更できます。

リリースする前、「偉大な自己解放者」になってください。単に「私は偉大な自己解放者である」と思ったり、イメージしたりするだけです。実際には言葉や画像は必要ありませんが、なるための決意が行いやすくなります。

「偉大な自己解放者」スイッチを入れれば、リリースがとてもはかどります。

2.自分は、自分のエゴより強い存在であると確信しましょう!

エゴは自分のイメージです。自分が積み重ねたイメージです。無意識です。意識せず、私達に決断させ、行動させます。「それが私だ」と思わせてです。

普段の私達は油断しており、こうした無意識へコントロールを明け渡しています。そのため、エゴが主張する「自己像」を現実化しています。

ですが、私達がリリースできるという事は、実際には「本当の私達」、明確な意識を持って、理想的な決断、理想的な行動を取る「本当の自分」は、こうしたエゴよりも強く、大きく、有能であることを表しています。

ですからエゴに対し、はっきりと宣言してください。「おまえより、強いんだ!」、「お前より、大きいんだ!」、「私が主人だ!」

はっきりと、コントロールを持っているのは、私達自身であると確信しましょう。

行動を取るときの決意

大きなことから、小さな事まで、なにか行動を起こす前に見直すステップです。

1.リリース・ファースト

心の中に一片の抵抗や疑いが無いように、リリースしましょう。ましてや、怒っていたり、心が乱れている時に、感情を原因として行動を取らないようにしましょう。

ネガティブや制限は、最初にリリースしましょう。ネガティブがない状態で行動を取ったほうが、不思議なことに絶対的にうまく行きます。

私自身、「常識」とか「確率論」的な考えの思考回路が、この事実を否定することがあります。ところが実際、やはりポジティブな方がうまく行きます。

科学的に捉えるるのでしたら、心理的な働きかけや、無意識の選択に関わるのでしょう。ですが、実際に体験することをおすすめします。簡単です。心が乱れたまま行動したばあいと、リリースして開放したあとで行動した場合、何度か比べてみれば、自覚できます。

2.理想的な人物像になりましょう!

リリースの場合と同じ戦略が、取れます。

その場面で最適な人物像になりましょう。あなたは自由です。どんな人にもなることができます。忘れないでください。

この簡単なステップで、驚くほど自分の行動がスムーズになります。

場面に合わせ、最適な人物像のスイッチをオンにしましょう。

3.うまく行く理由を3つあげましょう!

理性的である必要はありません。ただし、自分が納得できる理由です。

単に、素早く、うまく行く理由を3つ見つけてください。

これは簡単ですが、あなたの行動においてエンジンのように働き、パワーを与えてくれます。

この3つのステップは試金石でもあります。この3つのステップをやり通せない場合、抵抗が隠れているのです。