頭の中で思考が止まらない、一人で「何が悪い、これが悪い」と独り言を言っている時に有効な方法を紹介します。

名付けて「ぶつぶつ習慣」です。

方法は簡単。自分で話していることに気付いたら、その頭の中のつぶやきをさして意味のない「ぶつぶつ」という言葉に置き換えるだけです。

「まったく、うちの山瀬課長と来たら、いつも(ここで気付いた)、ブツブツブツブツブツ…」

「何度言っても治らないんだから。本当にしょうがない(ここで気付いた)、ぶつぶつぶつぶつ…」

やり忘れても後悔しなくていいんです。気付いた時点で、余計なことを考えず、ただ置き換えましょう。

リリースしている時に出てくるこうした言葉はそのまま流しておきましょう。自分がリリースするつもりなら、こうした自動で再生されるつぶやきは、隠された思考を見つけるために、役に立ちます。または、手放すことを決意したのであれば、何があるのか引っ張りだすのは、有効な手段です。

しかし、普段の生活で、ぶつぶつ浮き上がる、不平や不満は、自分のエゴを強化するだけです。ですから、できるだけ早く、止めたほうがよいのです。しかし、止めようと思ってもなかなか止められません。しかし、言葉を置き換えることは、意外に簡単とできるんですよ。試してください。

頭の中の「声」を「ぶつぶつ…」に変換してやると、それを言わせている感情、感覚にはっきりと気づけます。これが重要です。そのままにしておくのは、馬鹿らしいですよね。では、解放しましょう。