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停滞にリリースを応用する

公開日:2013-07-22 23:50:18 修正日:2019-07-17 08:56:31

ターゲットに向け、物事が停滞してしまっている時、一生懸命そのターゲットに関してリリースしていても、なかなか停滞を解消できません。

これは、リリース自身にも言えます。リリースが進まなくなったり、気乗りがしなくなったりし、段々と停滞してきます。

たぶん、大きな抵抗、巧みに隠された抵抗にあたってしまったのです。メンタル的に停滞は、抵抗です。

では、リリースを応用しましょう。シンプルに。

1.抵抗を感じる

一番シンプルな方法は、その停滞感をよく感じてみることです。

その中に、抵抗が含まれていることに気づけますか?

もしかしたら、とても大きな抵抗なので、抵抗と気づいていないのかも知れません。ある人に目を閉じてもらい、クジラや象の本当に近くまで連れていき、目を開けてもらったら、最初は何を見ているかわからないでしょう。(もちろん、臭いはしない前提です。)

後ずされば、それが何だか認識できます。停滞感も、その全体を感じようとしてみれば、抵抗感であると気付けるかも知れません。

隠されている抵抗感はどうしましょうか?隠されているわけでなく、自分が見ることを拒んでいるので、隠していることを思い出してください。停滞は抵抗の一種であることも、思い出してください。

「停滞しているなら、自分は抵抗しているんだ。何に抵抗しているんだ?」

初めは、見つからなくても、自分は抵抗を持っていることを認めましょう。それだけでも、意識を逸らしていた抵抗を感じ始めることができます。

はっきりしなければ、何に対して抵抗しているのか、注意を向けましょう。

「これのはずはない、あれでもない。」

こうした、心の中の言葉に惑わされないでください。思考は全部、制限です。エゴです。

「これ」に注意を向けたとき、抵抗感を感じるのなら、あなたは抵抗しています。「あれ」を考えるとき、意識を背けたいのなら、私達は抵抗しています。

場合によっては、良い感覚が浮かんでくることもあります。でも、それもリリースします。本当に良い感覚なら、開放しても持続し、よりピュアに感じられるようになります。

安っぽいストーリーを考えてみましょう。ある若者がアーティストを目指しており、ある日スカウトされる。そして、アイドルとしてデビューし、人気を博します。賞賛を受け、それに浸りつつ、心の片隅で、「本当の自分はアーティストだ」と思い続けます。遅かれ、早かれ、実際にアーティストに転向します。しかし、世間の目は依然と「アイドル」扱いで、それに抵抗していきます。

どこかで聞いた話ですね。私は素人ながら、TVから早く消えてしまう芸能人の特徴は、なんとなく2つあることは、感じています。自分に付けられたラベルにこだわり続ける人と、過去のラベルに抵抗し続ける人です。結局、自然体の人のほうが長続きしています。そうした意味で、アーティスト系の人より、お笑い型の人のほうが長持ちするようです。

ラベルにこだわると、逆の状況に抵抗し続けなくてはなりません。ですから、どちらのパターンも、抵抗し続ける必要があります。

話を戻しますと、状況に付けれたラベルに本当は抵抗していても、他の人達からの賞賛により湧き上がる、気持ちよさのほうが、人間は強く感じてしまい、抵抗感を隠してしまいます。ポジティブシンキングでも、よく言われています。ポジティブシンキングでは、抵抗のようなネガティブは、押し負かされて、影響がないものとしてしています。ですか、結局、私達には影響し続けるようです。私達は折角、リリースを知っているわけですから、使いましょう。良い感情を手放し、もし存在するなら、隠れていたネガティブな抵抗も解放しましょう。

2.幸福へのチケット

ラリー・クレーン氏がリリース・テクニックで紹介している、幸福へのチケットという手順があります。このサイトでも、既に紹介しています。

  1. 解決したい気持ちを開放できますか?
  2. なにかしたい気持ちを開放できますか?
  3. 答えを知りたい気持ちを開放できますか?
  4. 今、どんなことであり、知りたい気持ちを開放できますか?(繰り返す)
  5. 考えたい気持ちを開放できますか?(繰り返す)
  6. 自分自身を責める気持ちを開放できますか?(繰り返す)
  7. 自分自身を(特別な理由を持たずに)肯定できますか?(繰り返す)

 これを停滞に利用しましょう。プロジェクトや目標達成の停滞でも、リリースの停滞でも構いません。

まず、停滞を解決したい気持ちをリリースしましょう。

停滞は好ましくありません。解決したい問題です。どうにかスムーズに進む方向へ、舵を切りたいわけです。

このとき、私達は「コントロールできていない」という感覚を覚えることになります。言い換えれば、「自分の思い通りに行っていない」、「コントロールできていない」、つまり、コントロールの欠乏を感じています。

欲求は欠乏でした。何かを欲する時、同時に私達は欠乏感を感じます。停滞を解決しようと欲求すればするほど、強く欠乏感を感じることになります。

ですから、最初にまず、解決したいという欲求、その欠乏感をリリースします。

続いて、停滞を解決するために、何をすべきなのか知りたい気持ちをリリースします。

もし、私達が何をすべきか分かっているのなら、もちろん停滞は起きません。私達は通常、問題を行動で解決します。習慣になっています。ですが、何をすべきかはっきりと分かっているのであれば、本当は問題にならないのです。それを、単に行えば、解決されるからです。

日本も、世界も、経済的に停滞していると伝えられています。そして、各国の「頭の良い」人達が、行動で解決しようとしています。その考え出された、最高のアイデアは、実際に有効なものでしょうか?残念ながら、そうではないようです。

世界の経済や、政治を司っている頭脳をもってしても、考えだした行動は、100%有効ではありません。世界には多くの問題があり、貧困、温暖化、差別など、長年に渡って認識されており、多くの頭脳が答えを考えだそうとしていて、うまくいかず、長引かせています。

もちろん、中には実際の行動を取っているものもあります。ですが、絶対的な効果は生まれません。なぜでしょう?答えはシンプルで、本当の解決策ではないからです。

どんなレベルであれ、何かを問題だと認識すれば、ある時は自己満足、ある時は責任逃れのため、なにか行動を取ることが求められます。私達は、そうした社会制度の中で生きているからです。

考え出せるレベルで解決できることは、その行動により、解決できているのです。道に穴が空いている。あなたは役所へ連絡します。あなたの解決策です。役所は、原因を調べ、道路を復旧します。既に、実証済みの解決策を取ります。原因となった排水管の穴をふさぎ、流れた土を補充し、押し固め、最後にアスファルトを引き詰め、冷えたらもと道理です。あなたは「役所へ連絡する」という行動を取り、役所は「道路復旧」の標準的な手順を実行しました。既に、効果があることの分かっている解決策を皆が取りました。問題と思われていたことが、解決されます。

この様に、解決策があるものなら、既に解決しています。それが分かっているなら、正しい解決のための行動が取れるのであれば、停滞を含め、問題は持続しません。

それでも、行動を求め、願っていても、結局は「答えがない」という、欠乏感を強くしてしまいます。私達の本然がいくら「万能」であろうと、欠乏感を抱いていれば、その欠乏感を実現するために働きます。つまり、問題を解決できない方向へ進んでしまうということです。

本当の私達は、「全知」であろうとも、欠乏感を感じていては、答えを出してくれません。逆に言えば、欠乏感を含めた、制限の思考が、全知の本然が答えを出すことを邪魔しています。なぜなら、制限の思考、つまりエゴが、「私達はこうした人間だ」と主張しているからです。

欠乏感も制限も持たなければ、正しい答えが自然と浮かんでくるのです。そして、中には行動を全く取らなくても、問題は解決することもあります。ですが長年の習慣で、私達は制限を自らに課し、願うことで欠乏感を感じ続けます。

ですから、「何をすべきか」を知りたがってはいけないのです。この欲求を投げ捨てましょう。

続いて、同じ理由により、「停滞を解決するための答えを知りたい」という欲求を投げ捨てます。

さらに、知りたい、考えたいという、長年に渡り持ち続けている、習慣となっている欲求を解決するため、「今現在、どんなことであろうと、答えを知りたがっていること」、「何かについて考えたいこと」をリリースします。この2つは、停滞を解決することだけでなく、テーマを限らず、今現在の答えを求める欲求、考え出したい欲求を投げ捨てるものです。少しずつでも、習慣を投げ捨てるため、たった今、感じている欲求を投げ捨てます。

 続いて、自分自身を否定する習慣をチェックします。こうした問題に突き当たると、私達は自分自身を責め、「自分はダメだ」、「解決するだけの能力がない」、「努力が足りない」、「もっと頑張らなくちゃ」とか考えます。

最初の2つは、自己否定だと分かりやすいですが、後ろの2つも考えてはいけないんでしょうか?

たぶん、努力が足りないと思う人は、既に努力しています。頑張らなくっちゃと思っている人は、既に頑張っています。思考と同じように、これは習慣です。そして、エゴなのです。努力が美徳な人は、努力ばかりをする人生を送ります。頑張ることが自慢の人は、頑張るばかりの人生を送ります。なぜなら、自分で求めているからです。

ですから、厳密には自己否定の範疇に入らなくても、自分自身をいじめているには違いがありません。苦労を求めているからです。

ここで、手放すのは、今現在分かっている、自己否定の習慣、自分をいじめる習慣です。自分に無理強いしたり、発破をかけるような思考も手放します。自分を認めない考え、否定する考え、制限を求める考えを手放します。

最後に、無条件に自分を肯定します。自分を認めます。

「これができるから、偉い」、「モテるから、自分はすごい」、「身長が高いから、かっこいい」、「頭が良いから」、「良い大学を出たから」、「良い会社に入っているから」、「部長だから」などなど。こうした考えは全部制限です。プライドです。エゴです。条件を付けないとは、この様な考え無しに、ただ自分を認め、肯定するだけです。

シンプルに、自分の本然を認め、持っている自由を認め、可能性を認め、自信を持つことです。特定の何かに対してではありません。ただ、自分を肯定するだけです。

難しいのであれば、ほんの少しだけでいいのです。わずかに肯定するだけでも構いません。きっかけがつかめれば、大きさなんて二の次です。とにかく、自分を認め、肯定し初めましょう。そして、繰り返してください。

3.有利・不利を手放す

有利・不利の手法は、何かに停滞した状況を解決するための、ツールでもあります。

停滞に対して、「有利な点」、「不利な点」を交互に思い浮かべ、その答えに結びついた感情や欲求をリリースします。この場合の欲求は3ないし4つの欲求を使うのが通常です。しかし、ズバリとどんな欲求、欠乏感を持っているのかわかっているなら、それを直接手放しても、間違いではありません。

どの状態まで行うのか

各手法、もしくは3つを行うことで、どの様な状況になればいいのでしょう。どの様な状態にまで、自分を引き上げれば良いのでしょうか?

明確な指針は、「ネガティブな感覚に揺さぶられることが無くなるまで」です。欠乏感、コントロールできない感じ、不安、不満などが無くなるまでです。

うまく行くという自信、うまく行くという予感、最終的には大丈夫だろうという自信を持てる状態までリリースします。

ネガティブな感覚がなく、「やれる」という感じがあるのなら、それでも構いません。そこで取る行動が、直接問題を解決するものでなくても、自然と解決に向かうものである、最終的には解決されると感じるのであれば、それに従いましょう。

自分がラッキーだと考える人のほうが、幸運に出会いやすいのです。確率論なんて、無視しましょう。

カーネギーと同じ年代に、成功のための自己啓発を紹介していた人が言い出した言葉だと思いますが、リバース・パラノイアがあります。

パラノイアは偏執狂です。リバースとは反対とか、逆を表す言葉です。偏執しないことでしょうか?

いいえ、自分はラッキーである、全てはうまく行くとこだわることです。ネガティブを隠すために、こうした思考にこだわるのではなく、ネガティブなしであれば、こうした感覚は自然のものとなります。

ただ、全てがうまく行くと分かっている状態です。多くの成功者と言われる人が持っていた。明るい性格以上の、本然が現れた状態です。ここを目指しましょう。