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静かなる中庸

タグ: 私的解説
公開日:2013-03-30 04:40:32 修正日:2019-10-16 03:06:26

リリースにより、制限を取り除いていくと、性格の極端な部分が取れ、中庸に近づいていきます。角が取れていくのです。

とはいえ、普段の私達も多少の差はあれど、特に悪いこともしなければ、良いこともしないという「中庸」の範疇に収まっています。するとリリースにより達成できることは「普通」になることでしょうか。

もしかしたら、そうかも知れません。レスター博士によりますと、精神的に高い状態を達成した人は、傍から見れば普通の人に見えるそうです。

それは、欲求を取り去ってしまっているからです。「偉く見せたい、優秀に見せたい、金持ちに見せたい、もっと良く見せたい」という欲がないからです。

日本の中村天風師も言っていました。偉そうに見える人は全然偉くない。偉そうに見せようという欲でいっぱいだからです。本当に偉い人は、決して偉そうに見えないそうです。

さて、すると私達の現在の状況とは、さほど違っていないようですね。ではリリースとは意味がないことなのでしょうか。

いいえ。同じ中庸でも天と地ほどの差があります。

私達、まだ制限のリリースが進んでいない人間は、いわば自分の中に大きな天使と、大きな悪魔がいて両者がぶつかっている状態です。大小がお嫌いなら、大勢の悪魔と、大勢の天使でもかまいません。その両者が常にぶつかっているため、大きな争い、エネルギーのぶつかり合いが生じています。

これは辛いです。そして不安定です。大きな力がぶつかりあり、通常はバランスが撮れているようですが、ちょっとしたきっかけでどーんと悪い方へ傾いたり、良い方へ傾いたりします。悪い方へ傾くのは想像できますね。でも、良い方へ傾いて何が悪いのでしょうか。

こうしたエネルギーのぶつかり合いを抱えたままの善良さとは、押し付けがましかったり、独善的であったりします。要は、悪いことと同様に、周りに良い影響を与えないのです。それは、動機が「良い人間と思われたい、認めてほしい」という欲だからです。

リリースとはこうした「良い方向に認められたい」という欲と「悪い方向へ進みたい」という制限を両方から解き放っていく事でもあります。天使も悪魔も段々と小さくし、段々数を少なくしていくのです。

初めはこの両者の戦いは世界大戦ほどのエネルギーを生み出していたかも知れません。それがリリースを進めることにより局地戦となり、過程のいざこざになり、やがては犬も食わない夫婦喧嘩程度まで小さくなっていきます。

自分自身の中でぶつかり合う力は小さくなります。どちらか一方が優勢になっても、その力は微々たるものです。

そうして、自分本来の人間味が表に出るようになり、良い方へも悪い方へもこだわらない平和的な中庸が現れてきます。この状態はもちろん、中で激しくぶつかり合うエネルギーの釣り合いが取れているという不安定な状態の中庸とは比べ物にならないくらい楽な状態です。

私達が向かうべき中庸さは、自由で楽な幸せなのです。