恐れとアパシーは感情の中でも基本的なものです。

レスター博士は、全ての悪い感情のもとには「恐れ」があるといいいました。これを簡単に理解するには、感情のスケールの悪い感情6つの根本には「恐れ」の思考があると考えれば、納得しやすいでしょう。

現実や状況全部に恐れを持てば何もできなくなり、アパシーに陥ります。自分の生命・安全が脅かされると感じれば、怒りになります。恐れに打ち負かされてしまえば、悲しみになります。何かが出来ないのがバレるのを恐れればプライドになります。失うことを恐れれば渇望になります。

アパシーを行動で捉えれば、「出来ない」です。そしてネガティブな感覚は全部何かを止める方向の力です。ならば、全ての負の感覚は、アパシーの感覚を含んでいると言ってもいいでしょう。

何かを止めようとする力は抵抗でもあります。ですから、ほとんどの抵抗はアパシーですし、どのネガティブな思いも抵抗、アパシーを含んでいます。

恐れに始まり、行動面ではアパシーを含んでいるのがネガティブな感覚です。納得していただけるでしょう。