ペアで実行する質問、有利不利、好き嫌いは、愛着と憎悪を別の表現をしたものです。

レスター博士は、何かを手に入れるためには愛着と憎悪をすべて手放す必要があると言いました。私はある特定の主題に制限が続いているのであれば、そこには大元の思考が隠れており、それを見つけ、解放するためにもペアの質問は役に立つと思っています。

私は、好き嫌い、有利不利に加えて、正しい間違っているも愛着の別の形態であると考えていますから、これもペアで実行することをお勧めしてきました。

リリースは言語に依存する部分もありますので、日本人が日本語で制限を解放しようと思うのであれば、日本的な制限の傾向に従ってリリースするのもありだと思っています。そこで、更にペアで実行する質問として、損と得を使うこともお勧めします。

ある意味、有利不利の別バージョンともいえますが、有利不利で思い浮かぶ領域とは多少ずれていますし、より答えをイメージしやすいですから、日本人は損得のペアで実行することをお勧めします。

  • 「~は何が得かな?」
  • 「~は何が損かな?」

うん。簡単ですね。