レスター博士は、彼自身のクリアリングのため、過去に出会ってきた人々を愛するワークを行いました。
レスター博士と同じように、人を愛するワークにチャレンジする人もいらっしゃるようです。
そこで、一つヒントを。
レクチャーの中でレスター博士は、本当の愛は、ふつうの人が考えている愛とはだいぶ異なると言っています。本当の愛とは、ありのまま受け入れることであると教えています。
好き嫌いの好きが、とても大きくなった状態ではありません。好きだという感情が強くなったものが愛ではないとのことです。
好き嫌いは、愛着・憎悪です。ですから、誰かを大好きになることは、愛着にすぎません。その人をそのまま受け入れるのが、レスター博士の愛です。
ですから、ヘイル氏のトリプル・ウェルカムはレスター博士の行った、愛に変えるプロセスと根本では同じことを行っているのです。5th wayも同様です。ラリー氏の体感覚を利用する方法も同様です。ただ、そのままの状態を受け入れるとは、レスター博士が最終的に定義した愛の形です。
そして、自分自身、あなた自身が愛そのものであるとも言っているのです。あなた自身は森羅万象全てであり、全知全能で偏在しており、絶対幸福で、自由で、また愛なのです。
そして、レスター博士がメソッドを発見する課程で死の恐怖、つまり生存(安心・安全)の欲求と、変えたいというコントロールの欲求を処理したことにも注目してください。レスター博士がメソッドを自分で発見したのは50年代始め、そしてわかりやすく6ステップをまとめたのが60年代です。ステップの5、停滞したならば、その停滞をコントロールしたい欲求を解き放ちなさいというアドバイスを忘れずに。そうしなければ、愛に変える手法を使っても、また停滞してしまいます。