決意を行うことが難しい人もいらっしゃるようです。小さなヒントをどうぞ。
リリースの決意だけでなく、何かを決めること、決めたという自己感覚が持てない方も多いと思います。
決意が選択であると、お聞きになった方もいらっしゃるでしょう。それを利用しましょう。
例えば、「社長になる」という決断をするとします。でも、自分に社長になるんだと言い聞かせても、スカスカな感じがするだけで、決意した実感が持てない方が大半ではないでしょうか。
方法はシンプルです。あなたの決断を選択として表現してみてください。「社長になりますか?なりませんか?」
これでも、決断のリアリティは弱いですか?それなら、「いつか社長になりますか?それとも、一生平社員のままで過ごしますか?」会社勤めの方ですと、この選択にはリアリティが持てるでしょう。
さらに、こうも言い換えられます。「社長になり、あなたと家族と社員を幸せにしますか?それとも、不満を抱きつつ雇われの身のままでいて、上司や家族に不平・不満をいだいて過ごしますか?」
社長=幸せではありませんが、決断のリアリティを上げるには、こうした二者選択の形で表現し、自分で決めてください。「選んだ」、ゆえに「決断した」という思いがきちんともてると思います。
社長になるは決断の例としてあげたものです。社長になることに囚われれば、それも新しい制限となります。
これをリリースに応用しましょう。LLリリースではレスター博士の6ステップの最初と、2番目を選択の形で準備段階で行います。「持ち続けて苦しみ続けるか、それともリリースして、自由・幸福に近づくか?」
決断の段階では、自分に問いかけ決意する方法を紹介しています。別バージョンとしてシンプルに選択の質問が使えます。「持ち続ける?リリースする?」
実際、「持ち続ける?リリースする?」と繰り返し自問してもリリースできます。一番簡単な、リリース強化方法です。