日本の達人といえば、中村天風師です。師の説明する10項目を紹介します。
「心に成功の炎を」という著書の中で、消極的とはおよそ10項目あるとしています。
- 怒ること
- 悲しむこと
- 恐れる
- 憎むこと
- 羨むこと
- 恨むこと
- 悩むこと
- 苦労すること
- 煩悶すること
- 迷うこと
怒り、悲しみ、恐れはネガティブな感情ですね。
憎みは憎悪です。
羨むことは欲求ですね。
恨むことは、感情の怒りですね。恨んでいる人に悪いことが起きるのを願っているなら、コントロールの欲求です。
悩む、苦労することは主に抵抗でしょうか。問題の要素も入っています。苦労はエゴでしたね。
煩悶は悩んで悶えることです。抵抗と欲求の合わせ技といったところでしょう。
迷うことは、抵抗でしょう。欲求も入っているかも知れません。
もちろん、各ネガティブには様々な要素が入っています。一概にはいえませんが、主に含まれていそうな要素をあげてみました。共通点が見えますね。
レスター博士はリリースに役立つものは色々あると言っています。こうした、達人の書籍はリリースにも役に立ちます。
抵抗から迷いを思い浮かべるのは難しいですが、迷いという言葉を聞き、浮かんでくるものを手放せば、今まで捨てきれなかった抵抗を手放せるわけです。
言葉を変えることで、刺激する部分をかえ、リリースの幅が広がります。
みなさんも、リリース系の書籍ではなく、今所有している本や、ネットで見つかる別の成功本などを読み、それを理解すると言うよりは、浮かび上がってくる感覚や制限を手放す、ネタに使ってみてはいかがでしょうか。