日本の達人といえば、中村天風師です。師の説明する10項目を紹介します。

「心に成功の炎を」という著書の中で、消極的とはおよそ10項目あるとしています。

  1. 怒ること
  2. 悲しむこと
  3. 恐れる
  4. 憎むこと
  5. 羨むこと
  6. 恨むこと
  7. 悩むこと
  8. 苦労すること
  9. 煩悶すること
  10. 迷うこと

怒り、悲しみ、恐れはネガティブな感情ですね。

憎みは憎悪です。

羨むことは欲求ですね。

恨むことは、感情の怒りですね。恨んでいる人に悪いことが起きるのを願っているなら、コントロールの欲求です。

悩む、苦労することは主に抵抗でしょうか。問題の要素も入っています。苦労はエゴでしたね。

煩悶は悩んで悶えることです。抵抗と欲求の合わせ技といったところでしょう。

迷うことは、抵抗でしょう。欲求も入っているかも知れません。

もちろん、各ネガティブには様々な要素が入っています。一概にはいえませんが、主に含まれていそうな要素をあげてみました。共通点が見えますね。

レスター博士はリリースに役立つものは色々あると言っています。こうした、達人の書籍はリリースにも役に立ちます。

抵抗から迷いを思い浮かべるのは難しいですが、迷いという言葉を聞き、浮かんでくるものを手放せば、今まで捨てきれなかった抵抗を手放せるわけです。

言葉を変えることで、刺激する部分をかえ、リリースの幅が広がります。

みなさんも、リリース系の書籍ではなく、今所有している本や、ネットで見つかる別の成功本などを読み、それを理解すると言うよりは、浮かび上がってくる感覚や制限を手放す、ネタに使ってみてはいかがでしょうか。