レスター博士の6ステップ中、1番目と2番目にでてくるimperturbabilityを不動心と訳していました。

でも、心の状態だけでないんです。正確に訳すとです。

冷静で、落ち着いていて、乱れがない状態のことです。辞書によっては、そうした心のことと書いてありますが、あくまで一般的な状態のことで、心だけと限定されているわけでないようです。

不動心を求めると、何が起きても心だけは落ち着いているという意味になります。

不動・平穏を求めるのなら、上記の意味合いも含まれるのでしょうが、わざわざ悪いことを起こすこと無く、良いことだけが淡々と発生するイメージですよね。

日本のセドナ本の訳に影響受けていました。迷った挙句、日本語版と同じ「不動心」と訳して、なんとなく「強くて穏やかな心」というイメージを持っていました。でも心の状態だけでないんです。もっと広くて、全てのことに対して冷静で落ち着いていて、乱れがない状態です。

こうした心の状態を表す熟語や言葉はありますが、心ではなく全般的な状態を表す日本語がわかりません。多分「静穏」が、それに当たるのかと思います。