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身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

タグ: 私的解説
公開日:2012-03-02 02:38:22 修正日:2019-10-15 16:50:09

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

さて、ちょっとイメージしてみましょう。出来れば、次の小道具は用意したほうが、実感が出ます。

睡眠導入剤・お酒(気持ちよく酔える程度)・ビニール紐

この3種の神器を見ながら、想像してください。(想像にとどめておきましょう。)

ビニール紐をどこかにくくりつけてください。次に力が抜けたら、自分の首が閉まるようにセットします。例えば、寝転ぶなら、ちょっと高めの枕の代わりになるものに頭をのせ、そこから外れたら、絞まるようにします。壁などに寄りかかるのも手です。

お酒を飲みましょう。程々にします。気持ち悪くなり、吐くほど飲んではいけません。お薬が早く良く効く程度に抑えましょう。

酔いが回ってきたら、睡眠導入剤を全部飲みましょう。最近の睡眠導入剤は全部飲んでも、死にませんから、安心して下さい。

ちょっと目をつむりましょう。意識が遠くなったら、それに任せます。

(私は、リリースを理解するために、読んで実践することをお勧めしますが、このイメージトレーニングの内容を実行することはお勧めしません。多分、この続きが読めなくなります。)

 さて、気がつくと、あなたは死んでしまっていました。なんていうことでしょう。予想外ですね。

家族がやってきて、悲しんでいます。もしかしたら、ペットが周りで騒いでいるかも知れません。

あなたの大好きな物を触ろうとしても、通り過ぎてしまいます。自分の体を触ろうとしても、触れません。

お葬式にあなたの嫌いな上司がやって来ました。どうせ死んだのだから、何か文句を言ってやろうとしても、声が出ません。通じません。

あなたは、死んでしまったのです。もう、現実と呼んでいる世界には影響を与えられません。

ショックを受け、動揺し、やがてあなたは、これを受け入れました。

この状態で、あなたの抱えている問題を見てください。

あなたは死んでいるんです。その問題に対して何もできません。けど、今やそれらは何にも問題になっていません。

欲求を確認してみましょう。死んでしまったと納得するならば、完全に生存・安全を求める欲求はありません。であれば、コントロールしようとすることもなく、見栄もありませんから、承認欲求もありません。3つの欲求の中では、生存欲求が一番根本に存在しています。

あなたを悩ませるものは、何もありません。あなたは、直接影響を与えられなくなりましたが、影響を受けることもありません。ただ、安らかに存在しているだけです。

実際に、死んだものとして、自分が抱えている問題や、厄介な感情を見つめてみましょう。もう、存在していないはずです。

あなたは想像上の死を受け入れ、生存の欲求を手放したからです。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」 - 自分の命を投げ出す覚悟があって、初めて窮地を脱し、物事を成し遂げる事ができるという言葉です。

自分の命を投げ出す覚悟とは、まさしく生存欲求を投げ捨てることです。今日死んでも、今死んでも構わないということです。

原歌は「うかむ瀬」で、意味は悟りの機会、成仏の機会です。(成仏は死ぬことではありませんよ。念のため。検索すると意味がすぐ見つかります。)

レスター博士は、心臓病で余命を宣告された時、リリースをはじめる前に、モルヒネで楽に死ぬことを考えています。

私は今回の病気で人生の調子が狂ってしまった後、時々手持ちの心臓と血圧の薬を使えば、最悪の状況でも、レスター博士が考えたように、楽に死ねるのではないかと想像しました。多分、それだけでは死に切れないでしょうから、効き目を良くするためにアルコールと一緒に取り、意識がなくなったら、首がしまるようにすれば、いつでも比較的楽に死ねると思いました。

そして、死んでしまった状態から、自分の問題を見直しました。すると、全部が軽くなっていました。それは、生存欲求を捨て切れたからです。

逆に調子がうわ上りになり、生存欲求がむくむくと起きだし、それに伴い、あれもしたい、これもしたい、あれが欲しい、これが欲しい、これで成功して、こういう人生を歩みたいとコントロールや承認の欲求に囚われはじめると、悪感情に囚われたり、問題が手放せなくなったり、リリースが進まなくなります。

ですから、生きるために、いつでも死ぬ覚悟と準備ができています。それは死にたいという欲求ではありません。生にしがみつかないということです。

生存欲求を投げ捨てれば、楽に生きられるようになります。逆説的ですが、真実です。