わかっている範囲での、レスター博士と生徒たちの流れです。詳しくは、私も知りません。
レスターの物語でも触れられていますが、博士は自分が理解した内容を教えていました。
セドナ・インスティテュートという非営利団体で教えていたようです。当時出版されていた博士の書籍の最後には、現在のセドナメソッドやリリーステクニックの団体と同様に、プログラムやコースの宣伝も入っていました。
手放しの手法は博士が直接作成したのではないことは、よく知られています。博士は、決めればできるよ、決めれば手放せるよとしか語っていませからね。当時、博士と一緒にこの団体の教師をやっていた、女性が作成しました。感情のレベルに細かい記述がついていますよね。この一覧表も、この女性が作ったものです。彼女は多くのコースの構成もやっていたようです。
博士はがんで亡くなりましたが、その前には自分の生徒たち手法を広げて行ってほしいと委託したようです。それで、当時の生徒たちが、今のセドナメソッドや、リリーステクニックを初めとして、色々な名前で教えているのです。(つまり、この2つだけでは無いのです。)
セドナ・インスティチュートは団体としては存続しているようですが、セミナーなどは行っていないようです。現在は、その教え子たちが、各自の会社として運営しています。
当時のセドナメソッドという名前は、ヘイル氏の団体が引き継いでいますね。しっかりと商標もとっています。
博士が直接教えていた頃の初心者コースの内容に、今の「出来る?」、「したい?」、「いつ?」の手順は、後期においては含まれていたようでした。前記にどんなことを教えていたのかとか、セミナーなどの内容はわかりません。
後期のセミナーにおいては、今3つないし、4つある欲求は、承認と、コントロールだけが初心者コースで、生存と一体感が上級コースで教えられていたようです。(ここらへんはうる覚えです。)
セドナ本にも書かれていますが、セミナーのトレーニングコーチのためのクラスで、博士はクリーンアップの手順を教えていたようです。まあ、生徒の中にはひねくれ者もいるでしょうから、生徒の扱いに苦労しないように、教えていたようです。この手順は「その人のためにやるのではなく、自分の為に行うのだ」と強調していたようでした。
クリーンアップの手順にも含まれているように、欲求の手放しを博士はメインに薦めていました。なぜなら、無意識の中の思考を取り除くためには、欲求を取り除くのが一番、まとめて解放できると考えていたからです。
自分のネガティブな部分を手放すため、そして平安の状態に到達しようとする、欲求の強さも必要だと言っています。
博士の6ステップにまとまっている通りです。そこに、ポイントが全部まとまっています。
ヘイル氏もラリー氏も、博士の教え子で、色々なコースをとっていましたから、提供しているコースの中には、似たような名前のものもあります。
最近、ラリー氏は年齢が上がってきたために、前ほど明確な強い調子では話していないようです。話し始めは聞き取りにくい部分もあります。
ラリー氏の団体にはセミナーのコーチなどが出来る人がラインナップされていますね。本人も、自分がいなくなった後に続くように、色々用意しているのでしょう。コーチの中には、ラリー氏の息子らしい人もいるようです。
ヘイル氏の団体もコーチになるためのセミナーを終えた人がたくさんいるようです。フォーラムをみるとそのメンバーが見られます。安藤さんも含まれています。ということは、団体に所属していない人たちも、この中に含まれているということですので、実際に団体内で働いているコーチがどの程度いるのか、わかりません。
ラリー氏に比べヘイル氏はまだ若いようですので、後十年以上は直接教えられるでしょう。
去年から、ラリー氏が始めたオンラインのセミナーでは値段も30万円近くですが、内容がとても充実しており、90日に渡るものです。値段には、リアルなセミナー2本が無料で受けられるとか、上級コースを持っていなければ、2本ただでくれるとか、オンラインで割り当てられた人とペアで行う部分もありますが、担当のコーチが決まっていて、面倒を見るとか、色々考えています。内容が濃いです。聞いても聞かなくてもいいらしいですが、朝一番30分程度のレクチャーが毎日あったりするようです。生徒の方も生半可では受けられません。禁酒をもとめられますし、テレビや映画などの娯楽も禁止です。
ヘイル氏は最近、オンラインコースに力を入れているようですね。新しいコースは、人気がありすぎて、直ぐに埋まっちゃうらしいです。オンラインコースは、同じ内容のCDコースに比べやすいですし、日本人にとっては送料がかからないだけでも、お得感があります。ヘイル氏のコースは単価はラリー氏のものより抑えています。
私は両団体から一銭ももらっていませんが、よく聞く「基本コースのセミナーで上級コースを進められる」からやめたとか、「博士の資料を勧められたから」やめたとかいう話は、団体の利益だけで言っているのではないでしょうね。上級コースで扱っている内容や、博士の言っていることを、有益性に気づいておらず、意識の低い一般的な人に話したら、怪しい団体だと思われるでしょうから。確かに、上級コースのほうが、得られるものは大きいんだと思います。進める方も、この人はこれを求めているのだろうなとわかっていて、薦めている部分もあるんでしょうね。こういう内容を書いている人のブログを読むことがありますが、そのブログの内容から、書き手の人の傾向がわかり、その上級コースなり、資料なりを進めた人の考えもわかることがあります。ああ、デタラメに進めているわけ無いんだなと理解しました。
いずれにせよ、日本語ではどうにもなりませんから、私たち日本人は、資料が出てくるのを待ちましょう。
けれど、元々は博士の言っていることが基になっていますし、私の訳した分だけでも、かなり博士の言っている内容が理解できると思います。
もし、出来なくても6ステップをきっちりやっていれば、必ず向上しますよ。できないのなら、ステップのどこかが抜けています。単純です。はい。