欲求は全て解放すべきです。なぜなら、開放は不足感を思い起こさせます。でも、ひとつだけ強く抱くべき欲求があります。それは何か、分かりますか?
答えは、「完全な自由、不動心を達成したい」という欲求です。表現を変えると、至高の状態を達成したい、全知・全能の存在、本当の自分自身でいたいという思いです。
ヘイル氏のセドナ本と、ラリー氏のアバンダンス本に書かれていますが、レスター博士の開放方法で、1974年に開発された6ステップがあります。その第1ステップに当たる部分です。第一段階は「承認・コントロール・安全を求めるより強く、不動心また自由を欲しなくてはなりません。」です。
また、レスター博士はレクチャーの中で、表現を変え、「過去の思考・感覚・感情などを貯めこむ習慣を我々は持っており、それはとても強いものだ。それを手放し、至高の段階を達成したいという思いを持たないと手放せない。至高の段階、自分自身でいたい、幸福でありたい、全知全能で在りたいというのは、全て同じ事で、それらを求める意思は、過去の習慣を持ち続けたいという無意識の思いよりも強くなくてはならない」と言っています。
もし、リリースが上手くいかないのなら、最初に思い出すべき項目です。
確認してみましょう。「ほんとうに自分は自由になりたいのか?」、「自由になりたい思いは、手放したくない思いよりも大きく強いのか?」
もしも、十分に大きく、十分に強く決意していないなら、再度心に決めましょう。ただの決意です。あなたはそう決めるだけで、自由に近づけるのです。あなたはなにか別のものになろうとしているのではなく、もともとそうであった、自由・不動心の状態へ戻るだけなのです。
簡単でしょ?