ラリー氏とヘイル氏の会話を聞いていて、これは紹介しておいた方が良いだろうと思いました。レモンを最後の一滴まで搾るように,最後の段階で、抵抗,欲求が残っていないかチェックする質問です。

ラリー氏の手法は主にある主題について愛着と憎悪のプロセスを行っていきます。ややこしいのですが、愛着のプロセスの中ではヘイル氏の有利・不利のプロセスが、憎悪のプロセスの中にはヘイル氏の好き・嫌いのプロセスが含まれています。

両プロセスの最後に、レモン絞りの質問があります。これは、その主題に対する愛着が残っていないか、憎悪が残っていないかを確かめる方法です。

愛着の場合、まず、それが持てない、それになれない,それをやれない事を思い浮かべ、そこでわき上がってくる物を全部解放します。

続いて、主題に対する愛着を手放せますか?に対して100%「はい」と答えられるかチェックします。

99%でもだめで、100%になるまで、残っている物を見つけリリースします。完全にクリーンアップするわけです。

ここでちょっとしたヒントを一つ。直接「手放せますか?」と聞くのではなく、「この質問に何%くらい『ハイ』と答えられるかな?」と尋ねることもできます。そして何%かを覚えておけば、その主題に対するリリースの進み方を自覚できますよ。

同様に憎しみの場合でしたら、いつでもずっとそれが所有できている、それでいられる、それが出来る状況を考え、そこでわき上がってくる物を全部リリースします。

その後で、主題に対する憎悪を手放せますか?と質問し、100%「はい」と答えられるまで、残りのネガティブをクリーンアップします。

納得できるのが、ラリー氏が話していましたが、もし、億万長者に最後の質問をしたら、躊躇無く100%はいだと答えるだろうということです。

そういえば、今回、メンバーエリアでレクチャーを新しく2本翻訳したのですが、その中で博士は、愛着も憎悪も手放せば、それを手にできると言っていました。ラリー氏もこれをよく言ってます。

ヘイル氏のテクニックをメインにやっている方も、このレモン絞りの質問を使って、ネガティブを最後の一滴まで、取り去ってみてはいかがでしょうか?

私は,もう一度、過去にクリーンアップした領域をやり直して見ようと,思いました。