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セドナ劇場、その5

公開日:2011-07-13 01:29:41 修正日:2019-06-20 11:09:52

なかなか手放せない時のヒント


平留:先輩。

礼星先輩:おう。

平留:なんだか、どっと重いものが離れないです。 ここら辺に、がっちり固まった感じで。リリースしようとしても離れていかないんです。

礼星先輩:藪から棒だね。 リリースの話ね。

浦理:珍しいな。仕事のしすぎか?暑さのせいか?

平留:いや、今度の部長となんだかそりが合わなくて。ずっと、目を付けられているような感じが続いている。

浦理:今まで、目を付けられなさ過ぎたんだと、俺は思うけど。

礼星先輩:まあ、まあ。 他の人の態度や行動は変えられないよ。リリースでも。変わることもあるけど、それは自分が変わったからで、直接他人を変化させること はできない。この点はしっかり、理解しておこう。そうで無いと、変化させられないものを、させようとして、無駄なあがきをすることになるよ。

平留:わかっては、いるんです。

礼星先輩:では、簡単になかなか手放せないときの注意点を順番に説明しよう。まず、心を開くこと。

平留:心ですか?部長に?開いているつもりなんですが…

礼星先輩:いやいや、自分自身だよ。その感覚を手放せる可能性に、心を開くんだ。一般的な話だけど、たぶん2通りくらいあってね。しつこいのが。

浦理:はい。

礼星先輩:一つが、効果が無いことを証明しようとするタイプの人。自分は強い、こんな事は必要ないというタイプの人ね。「俺は、現実主義者だ。自分で道を開いてきた。リリースとかいうものは、心の弱い人間が使用するものだ。俺には必要ない。」こんな感じの人ね。

平留:部長のことですか?

礼星先輩:いやいや。一般的な話だよ。このような人には、いくら勧めても、結果を最初から求めていないのだから、効果なんてあるわけ無い。効果が無いことを証明しようとしているからね。だから、他の人に勧めるときは、気をつけよう。必要としていない人に強要しても、効果が無いんだよ。調子の良さそうな人に勧めても、同様に無駄になるね。

平留:私は必要としています。だから、この点は大丈夫。

礼星先輩:そうだね。次のタイプは、ある感覚に固執してしまっているタイプ。自分自身に起きていることは特別なことである。だから、このメソッドのように簡単な方法では、解放できないと思っているタイプ。まあ、実際、このタイプの人は、別の手法を行っても、結果は出ないよ。

浦理:どうしてですか?

礼星先輩:それが、アイデンティティーになっているから。エゴになっているから。「私のこの不快感は、過去のとても大きな出来事からきている。そんな経験をした私は特別な存在なのだ。」という思いだよ。このタイプの人は一見助けが必要だと主張するよ。けど、やっても効果が無い。実際、本気ではやらない。それで、効果が無くて、こう自分に言い聞かせる。「ほら、やっぱり、効果が無かった。だから、私は特別なんだ。」そして、エゴをますますパワーアップさせちゃうんだね。

浦理:面倒なタイプですね。

礼星先輩:ああ、そうだね。エゴを強化しちゃうのは、それに固着しているからだけど、感情のレベルで言ったらプライドに当たるね。日本ではプライドはなにか良い点を誇るイメージだけど、英単語のプライドには良い悪いは含まれていない。どちらかというと、悪い方向を誇るイメージなんだ。だから、何かを自慢、うぬぼれしている状態だね。このプライドは他の感情に対して、ノリのように働く。ぴったりと自我にくっつけちゃうんだよ。例えば、重たい悲しみに囚われているけど、なかなか離せないなら、それを抱えていること自身や、その原因になった出来事を経験したことが自慢なんだね。

浦理:では、そのプライドを手放せば、解放できるわけですね。

礼星先輩:その通り。本人がそれに気づけば、手放せる可能性は大きくなるね。今上げた2つのタイプ、効果が無い事を証明しようとする人と、プライドに陥っている人が、分かり易く、重症タイプだね。これ以外のタイプの人であっても、こういったプロセスで、ほんのわずかでも良い方向へ変わることができる可能性があると認めているかどうかが、ポイントだ。チョットでも認めていれば、オッケーね。効果が上がる可能性がある。

平留:私は大丈夫です。初めから、心を開いていますから。

礼星先輩:そうだね。その点は疑ってないよ。順番に説明しているだけだから。

平留:はい。

礼星先輩:次は基本のステップの場合について。「できる?」、「したい?」、「いつ?」の質問を使う方法ね。

平留:はい。

礼星先輩:良くあるのが、考えて答えを出しちゃっていること。「はい」、「いいえ」を自分に正直に話していない。頭を使って、心を使っていないんだ。

平留:直感で答えれば良いんですよね。

礼星先輩:その通りだよ。決して、頭の中で理論的に答えを出したり、判断したり、議論したりしないこと。ずっと「はい」だから、今度は「いいえ」にしてみようとか、手放した方が楽になるから「はい」だろうとか、そんなことはしないことだね。

浦理:ときどき、思考が先に答えを出すことがありますよね。自分でも、考えているなあと、思うことがあります。

礼星先輩:それなら、それで、一度その答えを受け入れちゃえば良いよ。質問は、繰り返されるわけだから、次の機会は心から答えを出せば良いと、気軽に捉えれば良い。こんな時に「頭で考えちゃいけない」とか思っちゃうと、それが抵抗を生んじゃうからね。次は直感で答えてみようと、気軽に思うことだね。

平留:先輩、「はい」、「いいえ」のどちらも正しいと思えるときがあるんですけど。

礼星先輩:質問は繰り返されるわけだから、とりあえず片方を答えておく。次の機会にまだ、そう思っていたら、逆を答えれば良いやとか、お気軽にね。ただ、そういうときは、考えている時が多いよ。だから、できるだけ正しいとか考えちゃわずに、直感で良いんだよ。

平留:それが、難しいことがあるんですよね。

礼星先輩:どちらの答えでも、解放できるんだ。だから、どちらでも良いんだよ。直感で。心に答えさせる。その感覚が掴めないときの俺の方法は、質問するときには、頭から質問する。質問は言葉だし、思考だから、頭から質問しても、問題は無いよね。質問する先は、リリースするテーマに関した感覚ね。たいてい、感情でも思考であっても、判断でも、自分の何らかの感覚と結びついていることが多い。胸の奥の塊とか、つかまれている感じ、胃が押し上げられる感じ、腸が動いている感じ、特定の筋肉に力が入る、のどが詰まる、特定の味を感じる、においを感じる、血圧が上がる、血の気が下がる、頭がボッとする、真っ白になる。エ トセトラ、エトセトラ。そういうものに対して、質問をぶつける。

浦理:へえー。

礼星先輩:そうしたら、その感覚に答えさせる。意識をその感覚に向けて、時にその感覚になり、それに答えさせる。少なくともこうした感覚は、心の一部だろうからね。もちろん、これは一つの方法でしか無いよ。

浦理:今度、やってみます。

礼星先輩:まあ、これは答えが出しづらいときの一つのテクニックで、俺の方法でしか無いから、参考程度にね。次だけど、答えに「いいえ」が続くとき。これは分かり易いね。ずっと、「いいえ」が続くなら、明らかに手放すことに抵抗しているね。

浦理:はい、分かり易いです。

礼星先輩:現象は分かり易い。けど、この答えを出すタイプの人は、なかなか手放せない2タイプの人だったりするから、抵抗している事実を認めないかもしれないね。自覚できたら、抵抗を先に手放せば良いんだ。

平留:抵抗は確か「~への抵抗を手放せますか?」と聞いていく方法で良いんですよね?

礼星先輩:ああ、「できる?」、「したい?」、「いつ?」と聞いても良いし、向かい入れる事で手放しても良い。ホリスティック・リリースを利用することもできる。「手放す事への抵抗を手放せますか?」、「手放せない事への抵抗を手放せますか?」もしくは、「手放す事への抵抗を受け入れられますか?」、「手放したいことを受け入れられますか?」、色々バリエーションは考えられるから、どれでも良いよ。どんな質問を使うかもそのうち、直感で決められるようになるよ。

浦理:なるほど。

礼星先輩:言葉を使う基本的な方法でも、受け入れる方法、前に説明したことのある3ウェイの方法でも、それぞれの段階で少しずつ手放しは起きるけど、感覚がそのたびごとに弱くなるとは限らない。

浦理:えーと、それは、手放そうとしている感覚と、手放しの程度は一致しないと言うことでしょうか?

礼星先輩:その通り、理解が早いね。分かり易いように1から10までの段階を使って説明するよ。最初、3段階であって、手順を一つ行うたびにそれが、4になり、5になり、6になる。いつも、いつも、こう上手くいくわけでは無いんだ。もしかしたら、3が2になり、6になり、5になり、最終的に7になることも起きえるからね。一般的に順調に手放せているときは、少しずつ軽くなるけど、いつもそうだとは限らないからね。特に重要に思えるテーマとか、長い間抱えている問題だとね。

浦理:すると、始めたときより、悪くなることもあるんですか?

礼星先輩:途中で止めちゃえば、そういうこともある。けど、そんなときは、悪いままで止めないことだよ。せめて、最初よりはいくらかでも良いと自覚できる程度まではやり通すことだ。もちろん、一番良いのはそのテーマについて完全にクリーンな感じになることだけど、いきなり、その段階までリリースできるようになるのは、やっぱり難しいかな。そこで、最悪でも始まる前より、チョットでも良い状態まで昇ろうと、決めることだね。

浦理:ドツボにはまって動けない場合もですか?

礼星先輩:そんなときは、一度中止し、散歩とかチョット気分転換を行い、その後に続けることだね。自分に無理強いすることは無いよ。楽にやれば良いさ。まあこれが手放しの感覚の強さだ。今度は、手放し自身の程度の話し。手放しは質問毎、または受け入れる毎に起きていると考えた方が良いね。その質問や受け入れる事により、注意が向けられて、そのテーマに関する何かが刺激される。それを手放すことを決意したり、単に向かい入れる訳だ。前にやったデモを覚えているかな?小物のデモ?握りしめるやつね。

平留:はい。

礼星先輩:あのデモでは手のひらを下にむけ、重力により一定の速度で小物は落ちていったけど、実際リリースするとなると、感覚や感情は、いきなり離れていくこともあれば、ゆっくりと離れていくこともあると考えられる。そう考えれば、すぐに感覚が無くならなくても、ああ、この刺激されたエネルギーは、今ゆっくりと離れて行ってるんだなあ、とか考えて焦ることも無い。let it go、まさに、行ってしまうに任せる感覚だね。素早く離れていっても良い、ゆっくり離れても良い、チョット離れてまた戻ってきてもかまわない。自分が握りしめず、手を開いた状態であれば、そのうち感じなくなるだろうと、ゆったりと構えていることだ。

浦理:すると、例えば向かい入れるとき、感情やら、感覚やらが消えたり、弱くなるのを待たなくても良いという事ですか?私は、多少でも弱くなるのを待ってから、次のステップへ行っていましたけれど。

礼星先輩:そうだよ。何かを待つ必要は無いね。例えば、向かい入れる方法であれば、向かい入れたら次のステップへ進めば良いんだよ。その時点で、弱くなったり、消えたりするのを待たなくて良い。レクチャーのCDとか聞くと分かるんだけど、質問に対して、即答する人もいる。けど、そのまま手順は進められてるよ。それは、感覚が去るのを待つのでは無くて、向かい入れたり、答えを出したり、そのステップで求められていることをやれば、次のステップへ進めるということだね。確かに、たいていの場合、各ステップでは弱くなることが起きる事が多いけど、ステップを進める条件では無い。一つ、一つのステップで弱くなったり、消えなくても、最終的に状態がアップすれば良いんだと考えて、各ステップでは求められている事を行い、それ以外のことを待ったりはしない。シンプルに行うんだ。複雑にすることは無いよ。

浦理:それは、盲点でしたね。単純に、求められている事をやるだけなんですね。

礼星先輩:そうだよ。難しくすることは無い。手放しの効果が色々なところで強調されると、どうしても、各ステップで必ず軽くしなくてはと思うかもしれない。事実、手放す毎に段々と軽くなると書かれている。けど、各ステップで必ず手放せるとは限らないし、ゆっくりと起こる変化もあるんだよ。

浦理:今度やるとき、この点を注意してみます。

礼星先輩:ゆっくり起こる変化と言えば、最初のうちは特にそうだね。本にも書いてあったと思うけど、最初は効果がはっきりしない。けれど、これは大きな変化が起きないと言うだけでなく、スピードも関係すると思う。最初のうちは、大きさもそうだけど、変化するスピードもゆっくりだ。だから、「あきらめないでやっていたら、半年ぐらいしたら、やっと変化に気づいた」という話しも良く聞くだろう?

浦理:ええ、ネットでコメントとか、ブログにも、そんなことが書かれていますね。

礼星先輩:これは、初心者だけでは無いけど、手放しの対象の大きさやスピードは、当然手放そうとしているものによって違うだろうしね。あるときは、チョットしたことに気づくだけかもしれない。それだけで、すぐに気分的な変化は起きないかもしれない。けど、そういった、気づきは、ゆっくりとした自然の解放を起こすことがあるよ。気づいた時点で解放が始まっているんだ。その変化に気づくのは、もしかしたら半年後や一年後かもしれない。たから、こういったリリースでは気づきを書き留めておくことが重要なんだね。後で、分かるように。

平留:へえ。初めて聞きました。

礼星先輩:本には書いてあったよ。あと、手放せない理由としては、手放しきっていないということかな。これは、何度もぶり返してくる前回の話にも通ずるところがある。

浦理:あるテーマについて集中して解放した方が良いという話ですか。

礼星先輩:ああ。これは初心者には難しいから、中級程度の話なんだけどね。あるテーマについて言うなら、まとめて手放した方が、そこから受ける影響はもちろん、手放した分だけ少なくなるし、長続きもするようになる。更に、テーマという広い範囲で無く、ある一つの感覚だけを扱うときも、より深く手放した方が、当然、「ああ、手放したぞ」という感覚が得られる。けれど、今さっき説明したとおり、初心者の場合、深く一度に解放するのは難しい。意図的な解放を経験し、自然の解放なども起きるのを待って、実感が起きれば、解放のスピードも量もアップすると思う。

平留:ええ。

礼星先輩:他に手放しきっていない、理由としては、自分で無理に解放したことを納得させていることも考えられるよ。デモを思い出して。握りしめた後、手のひらを上にしてもて遊んだだろう。小物を感じられるように。

浦理:はい。

礼星先輩:その時、軽く、指の一本だけで、小物を固定しておいても、ある程度動けば、その小物は手のひらに感じられる。その状態で、手のひらを下に向けても、落ちることは無いよね。軽く押さえているわけだから。手順をこなしているけど、それに満足して、実際には完全にステップで求められている事を行っていない可能性もあり得るんだ。

浦理:逆に言えば、落っこちない、つまり解放されないと言うことは、完全には手放していないという事ですね。

礼星先輩:その通りだね。指一本分が何を表すかは、色々パターンが考えられる。既に話したプライドかもしれない。抵抗かもしれない。コントロールしたがっているのかもしれない。だから、本にはそういった場合に使えそうな、レスキュー方法が書かれていたね。手放す事への抵抗を手放す。コントロール従っていることを手放す。もうチョット持ち続けることで、心に余裕を持たせると言うこと。

浦理:基本の言葉を使う方法では、試しても消えないときはレスキューの方法を試すべきなんですね。

礼星先輩:そうだね。それも一つの方法だ。また、自分で、手放せたと実感できても、感覚の直接的な変化がすぐに起きないというなら、自然な解放が起きる、またはその実感で解放が始まったんだと考えて、変化が起きるのをじっくり構えて待つというのも良いかもしれない。直感に従おう。もしかしたら、寝て起きたら、きれいさっぱり、消えているかもしれないよ。実際、俺は結構経験している。解放時には、少しだけしか効果が無かったようだけど、チョット眠ったり、他のことやっているうちに、気がついたら、嫌な感覚が全く無くなったりするからね。ただ、一通りやった後に、「なんで消えないんだ」、「なんで軽くならないんだ」とか不満に思っているなら、それはコントロールしたがっていることに気がつくべきだね。

平留:ああ、「コントロールの欲求を手放せますか?」というやつを使うんですね。

礼星先輩:良く覚えていたね。w 日本語版では制御になっているね。かなり、堅い言葉だよ。コントロールはもう、日本語でも一般的な言葉になっているから、無理に制御と訳すことはないね。かえって、難しいからね。しかし、コントロールというと、漠然なイメージだ。実は、多くの人により、コントロールは色々な分析がされているんだ。例えば、簡単なのはstart,contine,change,stopの4要素で考える方法かな。continueを抜いて考える方法もあるけど、4つで考えた方が簡単。

浦理:コントロールの分析ですか?

礼星先輩:そう。コントロールという言葉だけだと、個人の解釈によって、時に狭すぎる意味合いで捉えている可能性がある。けど、実際、コントロールは広い意味を持っているので、分けて考えると良いよ。startは何かを「始める」だね。机の上に何か小物を置く。すると、当然、そこに止まったまま。それを動かそうとすれば、指でどこかを押し始める。すると動き始めるね。それがstartだ。次に、押したままにする。contineは「続ける」ことだよ。方向や、速度に変化を付けたければ押方や力の具合を変化させる。これはchangeだ。最後に指を放せば当然止まるね。これがstopだね。これを何かの問題に当てはめて考えてみよう。

平留:startは問題が始まるですね。

礼星先輩:問題は認識した時点で始まっているから、そう考えても良い。または、ある問題に対して、その解決策をstartさせたい状態だとも考えられるよ。

浦理:すると、contineは問題が続いている、もしくは解決策を続ける事ですね。

礼星先輩:正解。changeはどうかな。これが肝だね。一番、適用範囲が広い。

浦理:問題を変える。状況を変える。解決策を変化させる…別の解決策をとるですか。

礼星先輩:Endは?

平留:問題を止める。だから、解決する。

礼星先輩:そうだね。そんな感じである感情、例えば怒りに対して「コントロールしたい欲求」を考える。コントロール自身でなく、欲求ね。すると、怒りを静めたい、別の感情に変えたい、このまま持ち続けたい、弱くしたい、無くしたい=何で残っているんだ?、などとなる。これらは全部コントロールの欲求だよ。だから、もし怒りに対してリリースの手順を行って、その後に、これらの感じが残っているなら、自分はコントロール欲求を持っている。だから、手放しし切れないと気づき、そのコントロール欲求を手放そう。それで、元の怒りも一緒に消えたら万々歳。もし残っていても、今度は、簡単に消せるようになる。分かった?

浦理:はい。あと残りは、抵抗と心の余裕ですか。

礼星先輩:抵抗は比較的分かり易いよ。胸のあたりでつかまれていたり、詰まったり、塊があるようであったり、そんな感じに思えるからね。抵抗は体の感覚でつかみやすいから、気づきやすい。心の余裕も、切羽詰まった感じがあれば、手放す余裕も無くなるからね。気をつけていれば自覚できると思う。まあ、そこまで、ぎりぎりの感じを持っているのなら、まず、この瞬間だけでも、その問題・感覚をもうチョット抱えたままでも良いかなと、自分に許可を与えてやるんだ。

平留:そんな考えを抱いたら、余計にリリースしづらくなるんじゃ無いですか?

礼星先輩:すでに余裕が無い状態だから、リリースできない。なら、そのまま何を考えても悪化しようがないだろ。大丈夫だよ。実際、そんなときにやってみれば分かるけど、心の中にチョットした余裕ができるんだ。「ああ、このまま、チョット同じ状態が続いても、何も悪化するわけで無い。」と感じられる。すると、ほんのちょっとでも、心の中に隙間ができる。きちきちに詰まった箱の中から、何か物を取り出そうとすると苦労するけど、余裕があればスッと取り出しやすいだろ?それと同じで、ほんのちょっとの余裕なんだけど、それで簡単にリリースできるようになるんだ。

平留:そんなもんですか?

礼星先輩:覚えておいて、使ってね。実感できるから。 あと、どうしても先に進めないときは、他の方法を試してみる手もある。言葉を使う方法を使っていて手放せないなら、向かい入れる方法、飛び込む方法を試してみるとかね。まあ、飛び込む方法は、他の手法につなげないので、最終手段とした方が良いかもね。この方法は最後まで、飛び込む方法でやり通すんだからね。時間も、かっちり確保してから行った方が良いしね。俺の場合は、とても堅い感じが胃のあたりにある場合は、最初から飛び込む方法、それ以外は別のやり方をメインにしているよ。胃のあたりの堅い方法は他のやり方だとなかなか取れないから。もちろん、これは個人的な選択だ。俺の場合だよ。皆、どれを選ぶかは直感に従い、やってみれば良いさ。

浦理:あと、手放ししやすい日と、しにくい日があるんですが。

礼星先輩:精神的なものもあるし、当然肉体的なコンディションも違っているだろうからね。例えば寝不足なら、リリースは進みづらいのは簡単に分かるね。眠くなるだろう。どうしても、リリースしたければ、一回眠って眠気を解決するのが直接的な解決策だね。あと、疲れているときも注意力が散漫になるから、当然、上手く進まないだろう。休憩を取るべきだね。体を休めるとかね。ただ本当は、体には結構、エネルギーはあるんだよ。それを実感できる人であれば、「その感覚を手放せるか?」と直接、疲れ、眠気をリリースすることもできる。ホリスティック・リリースと受け入れる方法を利用して、「疲れを受け入れられますか?」、「自分の中にある、無限のパワーを受け入れられますか?」とか、疲れを解決する方法もとれるよ。

平留:肉体的なものも、解決できるんですね。

礼星先輩:ああ。まあ、これも初心者だと難しいかもね。初心者であれば、肉体的なものは肉体的な休息で解決してから、リリースした方が良いだろう。多分、そんな状態でやっても、ぐだぐだになるだけだ。ある程度、やり方に慣れて、手放せる実感ができるようになったら、肉体的なものも簡単に手放せると気づく。まあ、こんな所かな。

平留:ありがとうございます。なんだか、部長もリリースできそうです。

礼星先輩:あることを知ることでも、リリースが起きるんだ。これも、自然のリリースだよね。今回は、知識を得ることで、部長に対する自分の気持ちを変化させる可能性に心が開けたんじゃないの?それも気づきだよ。こうした気づきはリリースへの実感や確信を強くするから、ブースターみたいなものだ。じゃ、がんばってね。リリースだけで無く、仕事もだよ。

平留:ぎゃふん。

浦理:ぎゃふんって、昭和かよ!