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セドナ劇場、その2

公開日:2011-07-04 04:19:16 修正日:2019-04-19 21:36:40

リリースの説明と日本語で行う上での注意


浦理:礼星さん。

礼星先輩:おうっ。浦理。

浦理:この間、お借りした本。読んでみたんですけど、違ってるんじゃないですか?先輩の説明と。

礼星先輩:まあ、そうだね。

平留:おや、昨日の続きですね。混ぜてくださいよ。

礼星先輩:言葉使いのことだろ?違っているって?

浦理:えぇ…そうです。それと、手順も一部。本には最初の質問、3つから選ぶと書いてありましたけど。

礼星先輩:そこが気に入らないと? なら、その不満を手放してみたら

浦理:礼星さん…

平留:真面目だからな、おまえは。書いてあることしか信じないからな。先輩の言うことは何でもはいはい、聞いておくもんだぞ。信用できないとかは、陰でこそっと言うものだ。

浦理:…

礼星先輩:まあ、冗談はさておいて、説明しよう。英語版には3つの質問は書かれていない。英語版は第二版になっている。だから、多分日本語版は第一版を翻訳したものだと思うよ。やや古い内容だろうね。最新情報ではないんだ。

浦理:えっ、そうなんですか?

礼星先輩:そうなんですよ、川崎さん。

平留:先輩…古すぎて、聞いているこっちが、恥ずかしいです…

礼星先輩:…えーーーっ、言葉遣いが違っている、二つ目の理由ね。それは、日本語版の言い回しが分かりづらい。浦理、自分で読んでみて、どうだった。

浦理:まあ、確かに似たような言い回しが続いて、何を意としているのか、分かりづらいですね。昨日、事前に説明聞いていたので、理解できましたけど。

礼星先輩:そう、そこも問題だね。あと「手放しますか」と訳してあっただろう?

浦理:はい。

礼星先輩:ペンを握りしめる説明は覚えている?

浦理:ええ。まあ。

平留:何ですか?それ?

礼星先輩:デモンストレーション。というか、解放の説明だね。本の中でペンを使って、リリースの概念を説明しているんだ。この本を書いた人はセミナーの冒頭部分に、この方法を参加者にやらせて、理解の手助けにしているんだ。Youtubeにも動画は上がってるよ。

平留:でも、英語なんでしょ?

礼星先輩:その通り。チョットやってみるか?3分もかからないよ。ペンでも、何でも、適当な小物をつかんでね。

浦理:はい。

平留:じゃ、私は結婚指輪で。

礼星先輩:今、小物を持っている手が、自分自身を表している。選んだ小物が不必要な感覚や感情、考えを表している。

浦理:はい。

礼星先輩:では、それを力一杯握りしめて。もっと、もっと。ぎゅっとね。しばらく、そのままだよ。

平留:先輩、しっしびれてきました。

礼星先輩:そう。それこそ我々がいつもやっていることだよ。不必要な感覚などを握りしめて、辛いんだけど、そのうち辛いことにも慣れ親しんでくるんだ。そうなると、小物を握りしめている感覚はすっ飛んじゃって、辛い状況にはまり込んでしまう。

平留:せっ先輩。もう限界です…

礼星先輩:オッケイ。じゃ、手のひらを上に向けて広げてみよう。これが、解放の過程だね。リリースね。その小物を手のひらの上で、軽くもてあそんでみて。

平留:いやーん。また私をもて遊ぶのね…

礼星先輩:スルーして行くよ。一度、感覚は無くなったけど、再度その小物を手のひらで感じられると思う。その小物は、手のひらとくっついている?

浦理:いいえ、くっついてません。

礼星先輩:そうだね。離れているよね。自分とその小物は別のものだよね。握りしめていた間は、段々しびれてきて、その小物を感じてこなくなったでしょ。同一化しちゃうよね。辛さは感じていただろうけど、小物自体はしっかりと感じられなくなる。今、手を緩めてその存在をしっかりと感じられるね。リリースの手順では、一番最初のステップで、出てくる感覚やら、映像やらを全部受け入れているね。それは、こういうことだよ。自分とその感覚は違うんだと。

浦理:分かります。持っていることになれてしまった手を緩めることで、その感覚を再び感じられることができる。逆に言えば、その感覚を感じられると言うことは、手を緩めかけている状態である。そういうことですね

礼星先輩:分かっているね。では、続けよう。小物を軽く握り、手のひらを下にする。

平留:はい。

礼星先輩:で、そのまま手のひらを開く。

浦理:はい。

平留:ああーーー。結構指輪がーーーー。女房に殺されるーーー。

礼星先輩:何で投げつけた!?軽く開けば良いのに…いや、これも、華麗にスルーしよう。難しかった?

浦理:いいえ、全く。

礼星先輩:そうだよね。小物は重力に引かれて自然と落ちていった。自分で手のひらを開くと決めて、そうしたら、落ちていったよね。

浦理:はい。

礼星先輩:このデモンストレーションで言いたいポイントはそこだね。好ましくない感覚・感情は、握りしめなければ自ずから離れていき、自然と消えてしまう。けど、自分の中に残ってしまうとしたら、自分で握り続けると決めたからだ。それに気づき、手を放すと決意する。そうすると、好ましくない感覚・感情は自然と離れて、消えていく。そういうことだよ。

浦理:本には、生まれ持った能力だとか、書いてありました。

礼星先輩:その通り。赤ん坊の時には、感覚はあっても、すぐ手放していたんだ。けど、成長していくうちに、握りしめたまま、抱き続けることを覚えるんだ。そのうち、抱き続けることがメインになっちゃって、段々と不快な感覚・感情をため込んでしまうんだね。

平留:分かります。そのため込んだものを解消しようと、私は素敵なジョークで皆様に、楽しい時間を過ごしてもらっています。

礼星先輩:まあ、開発者のレスター博士に言わせると、ジョークも含めて、エンターテイメントに逃げるのが一番悪いそうだよ。薬物に手を出すより、悪いそうだ。気軽に、逃げる癖がつくからね。そのたびごとに、向き合って、リリースするのが一番良いんだよ。

平留:…

礼星先輩:やっとここで、日本語版の言い回しに戻るよ。日本語版の「手放し」という表現は、このデモからインスピレーションを受けたんじゃないかな。手放しが少し流行ったから、そういった意味ではキャッチーな翻訳で良かったのかもしれないね。けど、手放しというのは、積極的ではないにしろ、意図的な努力が含まれているイメージがあるね。「悲しみを手放す」という日本語を聞いて、「楽に手放しましょう」というイメージは浮かばないと思うよ。「なにか重大な決意をして、意図的に注意をそらすことで、無理にでも明るく振る舞う。」という感じでしょ。

浦理:ええ。

礼星先輩:もともと、手放しと訳されている部分、原文は、let it go。それが行ってしまうのに任せる。行くようにさせると。直訳すると、こんな感じなんだね。決して、意図的な努力を含んでいるニュアンスでは無いんだ。それは放っておいても、自分から自然と離れていく。だから、離れていくのを、そのまま、離れて行くに任せる、ということだね。

浦理:そうなんですか?だいぶイメージが違いますね。

礼星先輩:原書には、意図的に簡単な言い方を選んでいる。言葉自体に特別な意味があるわけでない。言い回しは手放しを誘うように設計されている、とか書かれているから、それらを含めて、考えて、「放っておく」を選んだんだ。俺はね。もちろん、元々英語なんだから、本の翻訳とか、俺の意見とかに囚われず、自分にぴったりくる言い方を選べば良いんだよ。「手放し」でも、「放っておく」でも、「離れるに任せる」でもね。あと、「行くに任せる」、「そのまま行かせる」、「自由にさせる」などもいいね。お好きなモノをどうぞ。

平留:俺は、放っておくが良いかも。一番楽そうな感じがするし。

浦理:私も、放っておくが良いかな。最初に聞いた言い方ですし。

礼星先輩:言い方は慣れもある。どんな言い方であっても、何を意としているか分かっていれば問題ないね。たいてい、最初に聞いた言葉遣いに慣れちゃって、変えようとしないだろうね。けど、自分に質問しても、その質問の意味合いがきちんと分からない言い回しを使っていても役に立たないからね。言い回しを考えてみるのは、日本人の場合、重要かもしれないね。

浦理:はい。

礼星先輩:あと、一度決めた言い回しはあまり頻繁に変えるべきではないね。少なくとも、この基本のリリースのステップではね。これは、同じ言い回しを使っていくうちに、昔の言葉で言えば条件反射、今流の言葉なら、アンカー付けかな。要は、その言葉自体によって、リリースが習慣づけられ、段々簡単にできるようになる効果が期待できるからね。頻繁に言葉遣いを変えると、それを解釈しようとして、毎回脳が疲れると思うよ。

浦理:では、放っておくで、もうチョット慣れてみます。

平留:俺は慣れましたよ。

礼星先輩:じゃ、日本語版読んでみたら。浦理は読み終わったみたいだからね。

平留:では、お借りします。

礼星先輩:何か質問あったら、答えるよ。分かる範囲でね。じゃ、午後の仕事もがんばっていきましょう。