ラリー・クレーン氏は自分自身を愛するというタイトルの書籍で、愛について教えています。
レスター博士系の弟子たちは、皆同じようなことを言っています。愛は与えるだけで、受け取るのを願うものでない。誰かを愛すれば自分の気持は良くなり、誰かから愛されたいと求めれば辛くなる。自分自身を愛せなければ、他人も愛せない。本当に愛せれば、自分も他人も、家族も、見知らぬ人も区別はなくなる、などなど…
特に愛を分け隔てなく周りに放射する(与える、物理的に何かをやることではない。)とは、わからない人には本当にわからないでしょう。
でも、これは簡単に理解できます。自分が怒っているとき、他の人が怒っているときを考えてください。
自分が怒っていて気分が悪い時、関係ない人や普段は好ましいと思っている人に対しても、私達は八つ当たりします。自分や他人、家族だとか他人だとかは関係なくなります。
誰かが怒っているのをあなたが観察するとき、あなたもその怒りの影響を受けて、気分を害してきます。(特に、普段からリリースをしていないとき、影響を受けやすくなります)
自分や誰かが怒っていると言うだけで、周りの人に影響を与えています。ですよね。
では、怒りを裏返して考えましょう。今度は自分が周りを愛している、そして誰か他の人が本当に愛に満ち溢れている様子を想像してください。
あなたは、自分や他人、家族や見知らぬ人とか、そうした区別を行う壁は持たなくなります。ただ、単に自分自身を含め誰であっても、愛が満ち溢れ、愛するのです。特に何かをあげるとか、やってあげるとかしなくても、相手にはあなたの愛が伝わります。あなたは気分が良いし、相手も気分が良くなります。
シンプルです。自分が何か、世界、相手を愛すれば気分は良いのです。相手があなたを愛するとか、嫌うとかとは関係なく、自分は気分が良いのです。そして、自分の気持は周りにも影響を与えます。